次なる居場所はここだ

引っ越しをした。

アディス市内のホテルから、新活動先近くの家に。

ホテル、落ち着かないでしょ？と何度か聞かれたけど、そのホテルは最初6週間の首都研修で使い、10月以降2度の首都退避で使い、引き上げからもずっと住んでいたためトータル18週間くらい使っている。
…そこそこ環境適応力があると自負する私は落ち着いてしまっていた。

ホテル代が税金から出ていることや先が見えないことへの後ろめたさは山ほどあったけど、ホテル自体に落ち着かなさは感じなかったなー。

活動先も決まった。相変わらずレターが来てないけど。こちらから聞かないと進捗も知らされないので、「まだ？」と電話している。ボランティアが活動行き始めたからいっか～じゃないでしょと思ったけど、よく考えたらそこを気にするのは私の範囲外だった。

アディスアベバ特別市のボレサブシティ事務所。
ローカルな都会感を勝手に感じているマガニャニャ地区のど真ん中にある。
10階以上の高層ビルに電光掲示板。見上げるたびに、もうちょっとこじんまりしたディレダワの市役所を思い出しては「遠いところに来てしまったなぁ」と思う。規模がどうだとか、コミュ開とは…とか、そんなこと考えているより、私は安全に活動できるところで私がどう貢献できるかを考えた方がいいんだろう。

とにかく私は、新しい居場所を得た。

新しい家の真上で思いっきり工事してるんだけど、セキュリティチェック通ったんだよなぁ…。