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アドバイス上手になろうとしたら、気付いてしまったこと

「もっとこうしたらいいよ」って、上手に伝えられる人に憧れる。

先日、楽器の練習中にアドバイスを求められる場面があった。それなのに自分は、正直「よかった!」しか出てこなくて、何も有益なことを伝えられなかった。

せっかくの上達の機会を(お互いに)ふいにしてしまった気がして悔しくて、アドバイス上手な友人に、何かコツはないかと聞いてみた。

①自分がいっぱいアドバイスを受けて、引き出しを増やす

「そもそも、自分がアドバイスを受ける(感想や改善ポイントを伝えてもらう)機会を増やした方がいいよ。チャレンジの場に身を置いて、積極的にアドバイスをもらいにいく。自分で気付けることなんて少ないから、他人から自分にはない視点を得て、まずは引き出しを増やすべし。」

②自分の頭で考える

「言われたものをそのまま受け取って試してみるのは大切。その上で、もっと重要なのは、やってみたあと自分の頭で考えること。共通することは何か、意図はどこにあるのか、等々を振り返り、様々なアドバイスを自分の頭で統合していく。そうして、自分の中に筋をつくり、それをどんどん塗り重ねていく。」

③アドバイスを求められたら相手の話をよく聞き、自分の意見として伝える

「アドバイスを求められたら、まずは相手の話をよく聞いて、相手をよくみる。相手が何を問題に感じているかをつかめたら、「自分だったらこうする」「自分はこう考える」とあくまで「自分」主語で相手に伝える。(強制ではない、という意味ね)」


…と、ここまで聞いて、結構ぐさっっと心にダメージを受けた。そもそも、自分から積極的にアドバイスをもらいに行くって苦手だ、と思ってしまった。評価を受け取るのって、良くても悪くても怖くて、未だに怖気づいてしまう。

意外と、ここが問題の本質なのかもしれない。

自分が評価を避けているから、人を評価出来ない。(≒アドバイス出来ない)

でも、成長するには評価が不可避、だよね。

こんなビビリで下手くそな自分が誰かにアドバイスをするなんて、おこがましすぎる、とも頭をよぎるけれど。それでも、一緒に上達していきたい気持ちは嘘じゃない。

自分もビビりながらでもいいから評価を受けにいって、当たって砕けたりして、考えて考えて、そこから何かを還元出来たら、嬉しいなぁと思う。

もっともっと、場数を踏みに行こう。

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