13 わたしと「大学」

どーも、葵です☺︎

今回のテーマは「大学
大学に行くことって
絶対的に必要なことなのかなぁ?

「大学に進学する」

これって高校生にとって
重要で重大な選択肢ですよね。

人生の分岐点、といいますか。

はたまた、
高校卒業はかなわなかったけれども、
大学に進学したくって
大検をとって進む方もいらっしゃいます。

または、
会社勤めと並行して、とか
第二の人生をスタート!とか

そんな
いろんな人生を歩んできた人たちが集まるところ。
それが、大学のひとつの特徴だと
わたしは思います。


わたしは
高校生の半ばまで
大学に行きたいとは思いませんでした。

日本の大学生って
ただ遊んでいるように感じていたし、
無益にただ時間が流れているような
そんなふうに見えていたのです。
もちろんそれだけじゃないって
今なら分かるんですけれど、
分からないことってどうしても
インパクトの強いものが
そのものの全てかのように映りませんか。
たとえそれが、少数派であったとしても。
よく言われる

「日本の大学は、
入るのは大変だけど卒業するのは簡単」

っていう言葉を真に受けていたのかもしれません。
もちろん、これもケースバイケースで
進級するのも大変な学校や学部があるのも
事実ですからね。
知らないこと・経験していないことって、
どうしても周りからの情報を鵜呑みにして
妄想を膨らませて自己判断してしまうという、
わたしの至らない癖のせいですね、これは。

話を戻しますが、
それならばバレエをもっとやって
プロのダンサーになるんだ!!
そう思っていました。
実際、バレエ漬けの生活でしたから
勉強なんて必要最低限しか
具体的には学校の定期試験のためにしか
やりませんでした。
あと、宿題とね。

それが、なんで大学進学を選択したのか。
自分でも驚きなのですが、
バレエにおいて
自分の限界を見てしまったからなんです。
満足するところまで
バレエをやりきった。
そう胸を張って言えるくらい
充足感を得たのです。
通っていたバレエスクールには
将来はプロバレエダンサーを確約されたような人たちが、
ごろごろいたからだと思います。
そういうレベルの中にいられたから
きっと満足できたのだと思います。

とはいえ。
ずっとバレエのことしか考えてこなかった、
言葉の通り「バレエ馬鹿」だったわたしは、
他にやりたいことがありませんでした。
大学ってどうしても、
学校の勉強から
やりたいことを見つけないといけない
みたいに考えていたので
なおさらありませんでした。
他にやりたいこと…音楽?歌?
それって大学なの??
別に専門学校じゃなくても
外部のスクールでもいいんじゃない?
養成所的なやつとかさぁ…。
じゃあ大学に行く必要ある???
なんて、ますます堂々巡りです。

わたしは美容師になるんだ!とか
わたしは菌が好き〜とか
そう言って
すんなり進路が決まっていた友達のことが
心底うらやましかった

そして自分はなんてダメなんだろう…って
落ち込みました。

高校の授業の中で
一番この先も勉強したい、
というより
するべきだろう
と思ったのは英語だったので、
英語関係の学部に進学することを決めました。

とはいえ、
なんとわたし英語が一番苦手と言っても
過言ではない成績。
英語の好きなところは
アルファベットが可愛いところ。
もうその一点だけで
モチベーションにしたのだから、
それはそれで大したものだなと
今は思います。

そんな感じで結局
現役時代は間に合わず、
一浪して晴れて大学生になりました。

そして待ち受けていたのが
前回少し書きましたが、
ちんぷんかんぷんの授業だったのです。

友達の助けを借りまくって、
無事卒業することができた
そんな大学生活でした。


わたしは卒業した今だから、
大学に行ってよかったなぁと思っています。

やっぱり大学には大学の世界があって、
行ったからこその視野の広がりは
得られたかなと。

大学進学を迷っていたとき、わたしは
大学4年間でかかる学費を事前にもらって
そのお金で世界を見て回ろうかな、
なんてことも考えていました。
実際に両親に交渉しようか
本気で考えていました。

それは、わたしが
「自分の視野は狭い」
そういう自覚が痛いほどあったから。

きっとその道を選んだとしても、
その道ならではの視野の広がりは
得られたことでしょう。
そして、今とは全然違う道を
きっと歩んでいたことでしょう。
つまりそれは、
出会える人・直面する出来事が
まったく違うということ。
だから大学ルートで出会えた人には
世界を見て回るルートでは出会えなかったということ。
大学時代、素敵な人たちに出会えて
とっても幸せ者だなぁと感じています。

どの道を選んだとしても
自分が選んだ以上、
それを自分が納得できるものにするかどうかも
全部自分次第だと思っています。
だからわたしは
基本的におおむね自分の人生に後悔はないです。
小さな後悔はもちろんありますが、
基本的には悔いなし!って言い切っています
だって、もし失敗した〜と思っても、
それはたった一つの点でしかないのだから、
だったらその先にまた点を作って
線で結べばいい。
そうしたらその失敗したことも、
失敗したからこそ
別の点と結べた点になるわけで。
後悔することじゃなくなると
思うのです。
まるでオセロの石を
パタンとひっくり返すかのように、
「自分が納得できる出来事」
してしまえばいいと思うのです。

そんなわけでわたしは
大学に行ったことは大正解だったなと
思っています。
いくつもある大正解の中の1つ
それを生かすも殺すも自分次第

わたしは卒業したけれど、
きっと中退するっていう選択肢も
どこかで出くわしたかもしれない。
それも数ある正解の中の1つ。
それを後悔するか、
あの選択は間違いじゃなかったってなるかは、
その後の自分の歩み方次第。

だから大学に行くことが
絶対的に必要だとは思わない。
行きたければ行けばいいし、
行きたくなければ行かなかったらいいし。

全部自分で決めたことならば、
その先どうにでもなるんだよなぁって。
大学で色んな人と出会って
そんなふうに感じていたのかもしれない。


ただ。
わたし自身は
行ってよかったなって
心から思うし、
行かせてくれた両親には
本当に感謝しています。


次回のテーマは「友達


おしまい

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遠藤 葵
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