2019.12.10 映画を観た話
映画を観た。
この時代、便利なものだ。
ずっとずっと昔の作品も
レンタル一つで観ることができる。
そうは言っても。
わたしはお家映画は苦手な方でして。
自由に再生を止められて
自由に態勢を変えられて
自由に他のことに移行できてしまう
その環境がとても苦手なのです。
だから映画は基本映画館派。
もう、お前はこの1本を観る以外
他に選択肢はないのだー!!
という、
言うなれば追い詰められた状況で観た方が
圧倒的に没頭できるのだ。
…普段、どれだけ様々なことに
気を取られているかがうかがい知れるなぁ。
さてさて。
昨日観たのは、
知らぬ人はいないだろう作品。
『スターウォーズ4』
今まで観たことがない。
やっと今観ました。
ということに恥ずかしささえあります。
本当に。
いやぁ、まぁしかし、
1作目からずっとファンがいることに
何の疑問も抱かないくらい、
とても面白かった。
今のようなCG技術がない時代に
どうやって撮影したのだろう??と
興味が湧くシーンばかりで、
物語のワクワクと
表現方法のワクワクで
目が離せなかった。
映画に精通しているわけではないから、
こうだ!って断言できる立場ではないのだけれども、
SF作品って
その時代その時代の技術力がもろに反映されると思うのです。
だから、いつだって今が最先端に位置する我々からすれば
過去の作品に注がれた技術力というのは
どうやったって最先端ではなくなる。
時間の方向性に抗えないわたしたちにとって
それは仕方がないこと。
でも最先端ではないということが
時として良い味になったりする。
例えば「レトロで好き」という感想は、
「良い味」を感じてのことじゃないかなぁなんて思う。
で。
話は戻ってSWだけれど、
そういう「良い味」じゃないんです。
あくまでわたしの感想です。
なんていうのか、「普通に」「あるべき」「そうそう」
みたいな「あるがままをあるがままに受け入れてしまう」
そんな表現技術力を感じました。
きっと手法は今みたいにデジタルではないし
もっともっと人力だろうし
今じゃ想像もつかない労力や苦労だってあっただろうし
知らないことへの妄想は膨らむ一方です。
が、作品の表現として出てきている、
つまりスクリーンに映っているものは
何十年も前のものとは思えなかったのです。
月並みですが、
これが時代を作った
今も作り続けている作品かぁ…
と圧倒されました。
この記事を書き始めた頃は
まだエピソード4しか見ていなかったんですが、
今は4561と見て、現在2の途中です。
目指せ、完走。