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継続することの難しさ
何かを続けるということは、なぜこんなにも難しいのだろうか。
やり続けるということが、なぜこんなにもやり辛いことなのだろうか。
人はまず、行動を起こすだけで価値があることなのだと思う。
やりたいと思っても思うだけで終わってしまうことの、なんと多いことか。思い当たることがありすぎる。
中谷彰宏さんの名言に、こんな言葉があるそうです。
したい人、10000人。
始める人、100人。
続ける人、1人。
まさに、と大きく頷いてしまいました。
と、同時に思ったことがあります。
これって自分の中の続けられるものの割合も当てはまるんじゃないか、と。
やりたいなぁと思ったことが10000個あって、実際に行動に起こせるのはそのうちの1000個で、行動に起こせたはいいものの継続できるのはそのうちの1個。人は一日に何千何万と選択をしてるそうですから、そんなかけ離れている数でもない気がするんです。
あとは、どういう形までを「継続」として許容するかも、続ける上で鍵になってくると思っています。
毎日やることが一番理想で一番完璧。
じゃあ、3日に1回は?
1週間に1回は?
1ヶ月に1回は?
3ヶ月に1回は?
…
人によっては、3ヶ月に1回は続いていないのと同じ!毎回0からスタート!となるかもしれないし、3ヶ月に1回でも必ずコンスタントにできているならそれは続いていると思う!となるかもしれない。これは完璧主義であればあるほど、ジャッジが厳しいところかと。
もちろん、毎日続けないといけないものに関しては、毎日続けることが絶対で正解なんだと思う。でも、全部が全部そんなことやっていられない。やりたいことぜーーんぶ、毎日完璧を目指していたら時間が足りない。ということは、優先順位が大事になってくるわけで。優先順位によっては、3ヶ月に1回で特大のはなまるをあげちゃう!!ってことにもなってくる。
例えば筋トレ1つとっても、健康維持のためにやるのか、それとも差し迫って痩せる必要があるからやるのかによっても、優先順位が変わってくる。
健康維持のためなら週1回でいいかもしれないけれど、差し迫って痩せなきゃってことなら毎日やった方がいいよねってこと。
続けることも大変だけれども、選ぶこと、優先順位を決めることも大変だ。
だからわたしは、定期的に優先順位を見直す会を開いている(一人で)。そこで続けるに値しないなと判断されれば、潔く辞める。優先度が低いのに高いのよりやっているものがあれば、それは興味関心度合いが高いということだから、ものによっては優先度を引き上げて気持ちよく続けられるようにする。
優先度は低いけれど、やっぱり辞めるのは違うな…というものは、間があいてしまってもいいから、次に行動したら続いているとみなすことにしている。だから最近○○やっていないなと思っていても、頭の片隅にあっていずれやるのであれば、それはまだ続いているということにしている。わたしはまだやめていない!!と。
あまりキツく決めすぎるのは、モチベーションが下がってしまうから。それですっぱり辞めちゃう方がもったいないかな、と。場合によっては形を変えてもいいと思っている。noteもそれで、今後noteじゃない何かで書くことになっても、たまにでもいいから書き続けていれば、それはもう続けていることになる、はず。
そんな感じで、完璧主義になりすぎず、追い詰めすぎず、たまに追い込んで、10年後に振り返った時に、なんだかんだやり続けてたかもって思えたらいいな。そんなふうに思っています。
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