8年間習ったヤマハ音楽教室のミュージカルを卒業した
みなさまこんにちは!!小学校3年生のころから2023年夏(高校2年)まで、8年間地元のヤマハ音楽教室に通っていました、Aoiです。
でもピアノ弾けません。楽器できません。
(ですので、あおいちゃんピアノ弾いて!みたいな無茶ぶりには残念ながらお応えできません)
「じゃあお前はヤマハ音楽教室で何を習ってきたんだ?」と誰しもが思うはずです。
お答えしましょう。
私が8年間習っていたのはミュージカルです!!
そうです!私はヤマハ音楽教室で、2023年8月に卒業するまでミュージカルを習っていました!
けっこう驚かれることも多いです!
ミュージカルというものは見に行くものというイメージがあるために、その演者側になるというのは意外に感じる人もいるのではないでしょうか?
(ミュージカルを始める前は、私自身意外に思っていたし、そもそも演者側になるイメージがあまりわきませんでした。笑)
そもそも、なぜミュージカルを始めたのか
じゃあなぜ、演者側になるイメージがなかったのに習い事を始めたのか、という話になりますよね。理由は単純明快で、小学2年生の終わりごろにヤマハ音楽教室のスクールアドバイザーさんから誘っていただいたからです。
もともと妹がヤマハでピアノを習っており、「留守番しているといろいろやらかすのでそれを防止するため、そして公文式の宿題を終わらせるため」という理由で私も教室についていっていた(いつもロビーで公文式の宿題をやっていました)という背景がありました。
そんな私をアドバイザーさんが有望株としてスカウティングしてくださった、というわけですね。(へっへっへ)
どのように誘われたか、はっきりとは覚えていないのですが、新しい生徒が入る4月のタイミングでミュージカルを始めることとなりました。
誘われてから8年間。どんな存在だったのか
小学3年生春~高校2年生夏(8歳~16歳、実に人生の半分)
習い事としてミュージカルを8年間習って、4回の公演(舞台での発表会)を経験した私としては、ミュージカルはこんな存在でした。
ミュージカルから得たこと
とまあ、そうは言ってもすべても一言だけで説明することはなかなか難しいので、
ひとつひとつの項目に分けてお話してみます。
共同で作り上げるプロセス
ミュージカルというのは様々な役が存在していたり、演者だけではなく音響、照明、セットの設営などをしてくださる方々がいたり、また習い事では保護者の方々も本当に様々な場所で動いてくださったり…
何が言いたいのかというと、ミュージカルってひとりではできないよねっていう話です!
例えば舞台上では自分だけでストーリーが展開していくわけがないですよね!
(1人喋りのセリフにも必ずそこには他者の存在が絡んできます)
長いタームで一つの目標に向けて自分の与えられた役を全うして進んでいくこと、しかも異年齢で、って本当に貴重な体験。
(ミュージカル以外でも異年齢の人と何かすることが増えた今だから言えるのですが、
先輩から学んだり、自分の役を全うしたりするというミュージカルから学んだ姿勢が本当に役に立っています!)
もちろん自分だけでストーリーが回るわけがないですし、さらにいうと演者だけでストーリーが回るわけがないんですよ!!
ステージ上が照明や音響などによって演出され、ミュージカルとして形になっていくのです。
照明、音響などのスタッフの方と稽古の時にご挨拶して、稽古を見ていただき、
当日も舞台袖でそのお仕事を目にする。
客席から観劇していれば、役者と違ってそういった方々の姿を見ることはできないでしょう。
自分たちに協力してくださる方々の存在を近くで認識すること、さらにそういった方々とお話させていただくことをしたのは、
私の場合ミュージカルが初めてでした。
舞台を踏む度胸、心構え
小学生の時も中学生の時もそして高校生の今も、出番が多くても少なくても、舞台に立つ時は緊張します!!
なぜなら舞台上で何が起こっても、時間を巻き戻すことができないし、
わたしは役を与えてもらっていて、わたしがその役に与えられたセリフや役割を全うしないとその物語が進まない(歯車が回らない)。
それはまずい。
これが緊張の正体だったなと今はわかります。
稽古のときにセリフを間違えると、本当に血の気が引くような感じになるんですよね…
書いている今も全身の血の気が引いています。いろいろな失敗を一気に思い返しているので、8年分の「血の気が引くような感じ」を一挙に味わっていることになりますね…
ちょっとこれは、以前献血した時以来かもしれません。
舞台上では自分だけでストーリーが展開していくわけがないですよね!
↑この概念が重くのしかかります。そうなんです。ストーリーは自分だけのものではないからこそ、自分がぶち壊しにしたらまずい。
「自分がぶち壊しにしたらまずい」状況・重圧の中でも、舞台は自分のために待ってはくれない。その時になったら舞台に出ないといけない。
「間違えたらどうしよう」「ぶち壊しにしたらどうしよう」という不安の中自分のベストを出し切った結果得られるもの、それが度胸ではないかなと思ってます!!!!!!
無茶振りへの対応力
稽古で無茶ぶりをされることはないので、これは直接的なものではありませんが…これはつきました!!笑
もちろん舞台に立っていると不測の事態が起こることもあるため、そこで鍛えられることもあります。
が、無茶ぶりをされるという状況は、「舞台は待ってくれない」という感覚に近い!(間違えてもだいたい許容されるので、「間違えたらどうしよう」という感じの不安ではないが)突如話題を振られてどうしよう、という戸惑いのような不安もある。
つまり、「無茶ぶりをされる」という状況は公演で舞台に立ってる状況と似ているわけです。しかも、間違えてもよっぽどのことがない限り(少し場の空気が寒くなることはあれど)ぶち壊しにはならない。
あれ?これってもしかして、舞台に立つ時より緊張しない?
(と、言い聞かせながら数々の無茶ぶりシチュエーションを乗り越えてきましたが…
無茶ぶりを何とか乗り切った瞬間、すべてから解放された気持ちになるので、結局緊張してるっていうことなんですよね。笑)
おわりに
感謝
ここまでいろいろなことを書き連ねてきましたが、どれもミュージカルを通じて形成された「自分を形作る要素」につながっていきます。
おそらくここでの経験がなかったら、今の自分がいろいろな場所でActionを起こしていることもない!まさに、ミュージカルなくして私はないと断言します。
改めて、今の自分を作る礎になってるミュージカルや、そこで私にかかわってくださった人たちと出会えてよかったなと心から思っています。
皆様、本当にありがとうございました!!
ヤマハ音楽教室のミュージカル
少し話題を変えます。
実はヤマハ音楽教室のミュージカルコースの中には少子化など諸般の事情で閉講(そのコースを開講しなくなってしまう)するところもあるとの話を聞いております。
ヤマハ音楽教室の中にも、元からミュージカルコースがあるところばかりではないです(というかあるほうが少ないと思います)。
こんな素晴らしい習い事なのに…!なくなってしまうのはもったいない!
実際に自分がこの記事を執筆したきっかけのひとつも、近隣の教室のミュージカルコースが閉講してしまったという話を聞いたからです。
習い事としてのミュージカル
今のご時世、私がミュージカルを始めた8年前よりも確実に習い事の種類は増えてます。もちろんミュージカルだけが「いい習い事」ではないし、その基準は人によって違うのでなんともいえないのですが。
しかしながら、8年間を経て、「習い事としてのミュージカル」を皆さんに知っていただけば!さらにあわよくば、習い事を選ぶ親子の選択肢の中に加われば…!!という思いです。
もちろんヤマハ音楽教室だけでなく、様々な団体がミュージカル教室を主宰されております。
もしも習い事としてのミュージカルに興味を持っていただけましたら、できるだけ多くのところを調べてみてください!
自分自身近隣のほかの児童ミュージカル劇団の公演を楽しませていただく中で気づいたのですが、それぞれのお教室・劇団によって様々な特色があります。
また習い事をするうえで、それぞれの条件なども考慮の上比較検討していただければ幸いです!
(その上でもしヤマハが候補に挙がり、ヤマハが合っていたらぜひとも…!)
↑ 私が8年間お世話になった静岡県裾野市のミュージカルコースです。かなりローカルな範囲になりますが、静岡県東部の方は見ていただけると…!!
お読みいただきありがとうございました!
ここまでお読みいただきありがとうございました!自分自身の8年間を振り返りつつ、習い事としてのミュージカルについてのことを書かせていただきました。
(自分自身を振り返るnote書くのってそういえばあまりしてなかった気がする。難しいけれど、楽しいことを思い出せたので、疲れてる今やるからこそよかったかも)
先ほども申し上げましたが、これを通じて少しでも「習い事としてのミュージカル」のことを知っていただければ嬉しいです!
習い事を探している親子にもシェアいただけると大変喜びます!!