かたはね
辛い、苦しい、
不遇、理不尽・・
どんなに酷い事をされたか、どんなに酷い事をしてしまったのか・・
負の感情。
隠された思い。秘めている思い。
表に出ているのは、誰かが知っているのは、理解されているのは、共感されているのは、氷山の一角。
人の住む世界には、誰も知らずに、誰も見ていない所にきっと数えきれない程の苦しさ、想いたちがいる。
理解されないから、
全部自分の選択した結果だって思ってるから、思ってなくても・・
そもそも、そうするしかなくても、
理由なんてなくても。
誰にも、なにも言えずに息を潜めて・・
どこかで、表に出せない自分が、私を見て欲しいと言っている。
正しさで上書きなんてしないでと。
いない事にしたり、嫌いになったりしないでと・・
人間が持たされた、不完全とされているもの。
色々な理由で、表に出せないもの。
本来無い筈のもの、ではない。あってはいけないものなんかじゃない・・
そこにいていいものだ。
それを見つけられるのも、照らす事ができるのも、認めてあげられるのも、
反転させる事ができるのも、自分だけだ。
人間に持たされたものは、
きっと、完璧なものよりも尊く、
輝く、自分だけの片羽。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?