スモールステップ
スマホの留守電サービスのオプションを解約してみた。
1年半くらい前から使っている私のスマホは、本体に「伝言メモ」の機能がついていなくて。
それまでは伝言メモがついている機種を使っていて、留守電があって当たり前みたいな感覚だったから
「留守電必須!」
と思って、機種変したときにdocomoの有料オプションの留守電サービスに加入した。
私の入っているプランは、使ったギガ数に応じて料金が上がるというもの。
だから、料金を気にして、ついスマホを使わないようすることが多い。
けど、料金が上がるラインを越えないように、使ったギガ数をチェックする日々はさりげに窮屈。
本当は、私にとって使いやすくて料金も抑えれるのは、15ギガとか20ギガで3,000円くらいの、いわゆる格安スマホの部類なんだと思う。
docomoでいうと「ahamo」
それを3ギガを越えないように気を付けて使っているのだから、そりゃ窮屈さはあるでしょうというもの。
ahamoに切り替えることは、正直何度も考えた。
でも、ここで留守電の必要性がネックになる。
そう、ahamoには留守電サービスがないのだ。
別に、無料でつけてくれと言っているわけではない。
有料でいいからオプションでつけさせてくれと思っているのだけど、オプションにすら存在していないのだ。
UQもYモバイルも、オプションとかでつけれるのに。
家族割の都合もあってキャリアはdocomoが都合がいいから、
「留守電さえつけれたらahamoにするのに」
と言い続けたこの数ヶ月。
同時に「でも留守電ほしいから、仕方ないUQに乗り換えるか」と考えて、UQで料金プランを相談したりもして、なのにまだ踏ん切りがつかずにいた。
ところが、先日ふと思ったのだ。
留守電って本当に必要か?
誰から何の用件でかかってきた着信なのか、すぐに知りたくて、わからないと気になってモヤモヤしてしまう”気にしぃ”で”せっかち”な私には、留守電はずっと必須アイテムだった。
必須だと信じて疑わなかった。
でも最近かかってくる電話って、留守電にこう入っているのだ。
「お時間あるときに、折り返しお願いします」
仕事の合間に折り返すけど、相手が不在でさらに折り返されることもあるし、「これはこちらが折り返さないといけない用件かな?」と思いながら電話することもある。
留守電があるが故に、折り返さないといけない状況になっていないか?
確かに、何かのときに
「出れなかったら、留守電に入れておいてください」
と言える便利さは、今まで何度も活用させてもらってきた。
けど、それは今の私に必須か?
そう思って、試しに留守電オプションを解約してみることにした。
しばらくこれで使ってみて、せっかちな心がモヤモヤしなかったら、つまりはahamoにしたらいいじゃん、ということだ。
やっぱり気になる!ムリだ!留守電必要!
となったら、やっぱりahamoじゃダメだからUQにゴー!という話になる。
これは小さな実験だ。
留守電どうでもいいじゃん。必要な電話ならちゃんと何度でもかかってくるよ。と信じ切れていない私の。
だから、電話の用件が気になって、留守電ですぐに情報を得ようとする、どこかヒヤヒヤしながら生きる癖がついてしまっている私の。
そういう自分を縛っているモノをひとつずつ放していくことに繋がる、たかがスマホ、されどスマホの小さな実験だ。