プリンセスって気持ち悪い


 プリンセスって気持ち悪い。
 プリンセスって言葉が気持ち悪い。
 
 PrincessってPrinceではないっていう意味なのが特に気持ち悪い。
 それが今もなお死後にはらならず、現在に残ってるのを思うと更に気持ち悪い。
 
 大学の、しかも結構歴のある先生が言ったから信ぴょう性しかない。盲目的に人の話信じたくないけど、信ぴょう性を感じて無理だった。
 
 ジーニアスの英語辞典でprinceとひくと原義に第1を占める人と出てくるの気持ち悪い。派生語としてprincessが出てくるの気持ち悪い。
 なんでビジネスマンという言葉はやめようって言う流れが出来たのにPrincessはやめようにならないんだろう。

 それを踏まえてディズニープリンセスという言葉を聞くと大変な気持ちになってしまう。
 夢見る素敵な物語や、楽しい時間を提供してくれる空間に、かなり複雑な歴史がある言葉がキラキラとした言葉として使われているのに違和感がある。
 それを気にし始めたらもっともっと気になることが恐らくあるが、ディズニープリンセスという存在が大好きだったこともあいまって深く絶望した。大好きが跳ねっ返るとこんなに気持ち悪いと感じるだと他人事にもなれている。

 正直、知りたくなかった。
 いや知っておいた方がいいことではあると思う。しかし、かなりシリアスな気持ちになってしまうという点では知りたくなかった。皆と心からはしゃげなくなるのがかなりしんどい。知りたくなかった。

 男女差別をここで語るつもりは無い。
 それは必要に応じて戦う時にだけ、語るようになりたい。何かをたたき落としにきたわけではないし、誰かを傷付けることを目的に書いてる訳では無い。

 ただ、一重に愚痴って叫んでいたいだけである。
 そしてインターネットの海に流して、ガス抜きがしたいだけである。
 何世紀前にできた言葉が今も使われ続け、その言葉が何を意味するかを知ってからの苦しみがたまらないだけである。
 
 プリンセスって言葉が、キラキラしていて、可愛い言葉として扱われるのが心底嫌だ。おかしい。時代錯誤だ。懐古的なものは大好きだが、無知ゆえに押し付ける社会が気持ち悪い。そういう物がもっともっとあると考えるだけでもっと気持ち悪い。脳死とか、地雷とか、戦犯とか。
 
 言葉狩りをするのは嫌な奴だ。会話をしていて疲れる。楽しくない。
 それでも、言葉とは思考とどうしても繋がるものだと感じる。
 
 苦しくても知り続けたいと思う。
 こんな思い本当に御免だけど。

 だから、プリンセスって気持ち悪いと思う。
 
 

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