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haruumi_tao
画面の向こうにいるのは何者か?
今日は様々な事において移り変わりが激しい時代だと言える。
色々なものが新しくなり、便利なもので溢れている。中でもスマートフォンが普及するのに伴い、人との付き合い・繋がり方や情報の仕入れ方にも大きな変化が出てきた。SNSの普及も我々の生活に変化をもたらしている要素のひとつである。誰でも気軽に情報を閲覧・発信をして人とコンタクトが取れる──とても画期的で素晴らしいものだ。
しかし、その理想の快適さはモラルがある人々がいる故に実現するものである。簡単故に誰でも使用が可能なSNSは、悪用される事など日常茶飯事なのが現状だ。利便性が高い反面、残念ながら犯罪の用途やトラブルのもとになっていることはもはや周知の事実である。その混沌と化しているSNSを利用している身として思ったことは『画面の向こう側を意識して使っているのか?』ということだ。
現実世界で貴方は見知らぬ相手に突然会話に割り込み、なおかつタメ口で、そして意見を押し付けるような事を言い放つことはあるだろうか?そんなことはしないの一択ではないだろうか。
SNSも現実も一緒であると私は考える。画面の向こう側にいるのは自分と同じ人間で、酷いことを言われたら当然傷付くし、威圧的な態度でコメントされたら腹が立つ。顔が見えない故にその意識が薄れているように思うのだ。
私は、SNSを使用する際は『画面の向こう側には1人の人間がいる』という考えが大切だと考える。あたかもいま会って接しているかのような気持ちで会話をすることが、皆が気持ちよく使える便利なSNSの実現ができるのでは無いか、と私は思う。