ウェブサイト「点と線@島根」をつくりました、そしてその場所でやりたいことなど
こんばんは、アオイ@本と松江とカルチャーが好き、です。
ウェブサイトをつくりました
唐突ですが、以前からやりたかった「島根の情報発信をする」ための場所(基地)として、ウェブサイト「点と線@島根」をつくりました。
まだ本当にベース、基礎の部分しか作っていません。情報発信の場、としながら、記事もまだありません。ガイドブックの紹介を1冊してるくらい。それなのにこの段階で公開しております。建物でいうと基礎の部分だけ、みたいなお恥ずかしい感じです。組み立ていく経過もお見せしてていく、恥をかきながらの姿勢でいこうと思います。
実はずっとやりたかった「私に見えている島根の姿」の表現
何かの表現をする時に、それはその人による「私には世界はこう見えています(聞こえています、香っています、感じ取れます)」ということではないかと思うのです。そういう意味で私はこれまで、いろんなテキストメディアを中心に「私に見えている世界の姿」を表現してきました。
元々持っていたモチベーションとして、地元島根にとって役立つことがしたい、何らかの形で貢献したい、という気持ちがありました。今もありますし、これからもおそらく持っています。
特に、人生の大半を過ごしている、生まれ育った町、島根県松江市。
全国的にも珍しい「県庁所在地にして、市内に原子力発電所を持つ町」でもあります。こう書くと「原発についての議論か?」と思われるかもしれないのですが(いずれそれについて書くこともあるかもしれませんが)、その是非を今ここで書くつもりはなく。ただ、地元に思い入れはずっとありました。
私はこれまで、いつも連れ添って遊ぶような友達は少ないけれど、面白いことをしている人やお店や場所、イベント、こと、もの、とゆるく広く浅く繋がってきました。人生も後半戦になるという年齢にもなり、健診で再検査になったりして(再検査したら無事に何事もなかったです)、残りの生きていられる時間を何に使うか、何を遺していくか、ということを考えたりもしました。
そうして「ずっとやりたかったことに着手する」ということで、30代前半頃から秘めていた「島根の情報を発信する場所をオンライン上につくる」ことにしました。きちんとした構想や道筋が見えているわけでもなく、これで食べていくんだ!みたいな賭けている気持ちでもありません。お金をもらう仕事はちゃんと他のことで稼ぎます。とにかく今の自分自身に出来ることの積み重ね、ということで、出来るだけ時間もお金もかけずに、自分自身のやりたいことを少しずつ表現したい。そう思っています。
「点と線@島根」のネーミングについて
松江市の伝統的な文化であるお茶文化(日常的に茶を点てる…とはいえ、今の若い世代はピンとこないかもしれませんが)からヒントを得て、点と点(点としての人やお店、観光名所やカルチャースポット)が線で繋がり、様々な「かたち」が島根で生まれることを祈って名づけました。(文芸作品、映画作品としての「点と線」とは関係ございません)
「点と点が線で繋がってかたちになる」を可視化したい
「私に見えている島根の姿」を、オンライン上で表現して可視化する。それが、言ってみればこのサイトのコンセプトです。「私が紹介したい島根の姿」という方が近いかもしれません。これまで(今現在、そしてこれから)私が繋がってきた人やお店、場所、イベント、こと、ものを紹介していきます。「広めたい」という、野生の広報のようなモチベーションが、私の中にはあるのです。なのでこのサイトは、地図のようでもあり、雑誌のようでもあるかもしれません。どういう形式で紹介していくのかもこれから編み出していくので、常に変化し、試行錯誤した「その時点の」サイトを更に更新していくことになる。そんな場所になると思います。
「載せていいですか?」の許可取りと、訂正、削除だけはきちんとする
ローコストで、自分自身の裁量で動かせるゆるいサイトですが、今の所決めているマイルールがあります。
①「載せていいですか?」という許可は逐一取る、ということ。
②紹介している方からの掲載情報の訂正依頼や、削除依頼にはなるべく速やかに対応する、ということ。
掲載している先にはお店があり、人がいます。それが本業であれば、生活もかかっています。迂闊なことは載せられないのです。個人メディアですが、そこはきちんと責任感を持ってやれたらと思っています。
これからの「点と線@島根」について
まずは、知り合いのお店や人に一軒(一人)ずつメッセージを送り、場合によっては直にお会いして、「サイトで紹介したいのですが、載せてもいいですか?」というやりとりを、水面化で地道にやっていくと思います。そうして、無事に「合意」が得られたら、順次サイトに掲載していきます。おそらく、幾つかのお店や人が載って、コンテンツが充実してきた頃が、このサイトの「見るべきタイミング」だと思います。今はまだちょっと早すぎますね。笑
とはいえ、地元島根の方にとっても、島根に観光や何かのついでに来る方にとっても、有益な情報源にしていきたいと思っております。「島根をより楽しめるような」サイトにしたいです。ローカルに目を向けつつ、提供先は広く。そんな感じでやっていけたら。
あ、もちろん、「載せてください」という逆オファーもお待ちしております。サイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。掲載は(今のところ、多分当面)無料です。掲載に際して、参考になる写真やロゴデータなどをお願いするかもしれません。あ、ただ、あくまで個人メディアなので、「私の方の諸事情により載せたくないので、ごめんなさい」とお断りすることもあるかもしれません。そこだけご了承ください。
「ゆっくりでいいんだ」
2025年の個人的な抱負は、「ゆっくりでいいんだ」という一言にしました。伊坂幸太郎さんの小説のセリフらしいです(「魔王」という作品ですが、まだ読んでいる途中です)。思うようにいかないと焦ってしまい、身動きが取れなくなる、そんなこれまでの自分と少しずつサヨナラしていくために、この抱負にしました。点と線@島根も、同じく、ゆっくり育てていきたいです。
良くも悪くも、リアルのためのオンライン
オンラインの世界が、リアルの世界に悪影響を与えたり、人のメンタルを不安定にさせることが増えてきている世の中だと思います。良くも悪くも、リアルのためのオンライン、のはずです。このサイトを通じて、サイトを見てくださった方、紹介させてくださった方、そして誰より自分自身の気持ちが良くなる、そんなサイトにしていきたいです。そういう意味では、目指せ「三方良し」です。これからの点と線@島根に、どうぞご期待ください。