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紅白を見ながら2021年を振り返る

こんばんは。あおいです。

絶賛、紅白歌合戦を見ながら書いています。


全く年末を実感できない私にとって、紅白は
無理やりにでも年末の大晦日だと
思わせてくれる、そんな存在です(笑)


さて、2021年を振り返ると、
いろんな決断をし、
いろんな方と出会い、
悩み、
迷い、
そんな日々の連続だったなと思います。


1~3月 ハイブリットクラスの担任をし、
週5日の授業をこなすのに精一杯でした。
この担任クラス、2020年10月から続いており、
入国できない学生がずっとオンラインの
画面上に残っていて、教室の目の前にいる学生も
オンラインの学生もお互いにストレスが溜まる…
そんなクラスでした。
それは、授業をしている先生たちにも伝わっていて
お互いにどうにもできないもどかしさを抱えて
授業をしていました。
でも、入国できた学生とできなかった学生とで
差をつけるようなことはしたくなくて、
どちらの学生に対しても手を抜かずに向き合って
いた結果、周りの先生から心配される…

「あおい先生は真面目だから、
手を抜くことも覚えないと、
自分がしんどくなっちゃうよ」

いや、私は全力でやりたい。手を抜くなんてこと
したくない。それは私のポリシーというか、
譲れない部分でもありました。
でも、自分がもう一人いれば…と思うくらいには
業務の処理能力が追い付かなくなっていたのは
本当です。


全力でしたい、でも、自分が潰れる。


そんな葛藤を心に抱えていた3か月間でした。

4~8月退職する意向を教務主任や校長に
正式に伝え、残りの数か月間で自分に
できること、まだ成長できることは
何だろうと考える毎日でした。


また、この時期に気付いたことがあります。


私は日本語教師になったその先をイメージ
できていなかった。


日本語教師としての大きな目標みたいな
ものがなかった。


日本と世界を繋ぐ架け橋になれる。
海外でも活躍できる人になれる。

そんな思いもありましたが、
心からそんな風に強く思っているかと
自分に問いかけると、
案外その思いは薄っぺらくて。

これ以上、日本語教師を続ける必要性が
ないと気づいてしまいました。

大学生のときは、キラキラした気持ちで
上記のように本気で思っていたかもしれない
ですが、こんな風に考えが変化していったことに
自分自身驚きました。


でも、その気持ちがわかったのも
日本語教師をしてみてわかったことなので
日本語教師になったこと自体は
全く後悔していません。


9月学校の前期が終わると同時に最後の出社日を
迎えました。

最後の日も授業だった私は、学生たちからの
サプライズに号泣し、泣きながら、笑いながら、
写真を撮りました。
今でも、その日のことを思うと胸が熱くなります。


思い返せば、

自分ができなさ過ぎて苦しかったことも、
学生に伝わらず悔しかったことも、
学生と一緒に冗談を言って楽しかったことも、
学生から誕プレをもらって嬉しかったことも、

ぎゅっと詰まった2年半の日本語教師生活でした。


10月~12月退職と同時に地元へ帰り、
7年半ずっと遠距離をしていた彼との生活を
始めました。

日本語教師の仕事は退職以来、していません。
でも、「新卒日本語教師のための就職相談室」
を始めました。
日本語教師としてこの業界に貢献することはできないけど
日本語教師を経験した者として、次の世代を
輩出するお手伝いができればいいなと思っています。


彼とは毎日笑いながら生活していて、
なかなか自由に会うことができなかった7年半を
埋めていっているような、そんな感じです。
もうすでにずっと前から一緒に住んでいる気さえ
していますが、飽きられないようにしたいです(笑)


長々と書いてきましたが、
ここまでご覧になっていただきありがとうございます。
今思い出せる範囲で、ざーっと書きました。
全くまとまっていませんが、1年後、2年後、その先
の自分が見て、こんなことを考えていたんだと
思えたらいいかなと。


来年の抱負はあえて書きません。
新年を迎えてから決意として書こうと思います。


よいお年を。


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