Enjoy Simple English 5月9日（火）　UFO

夫：Zzz…Zzz…何の音だ？サトミ？あれ？どこに行ったんだ？こんな真夜中に！
この音は外から聞こえる。サトミがゴミでも捨てているのか？（階段を下りる）おい、サトミ！こんなにうるさいとご近所さんが起きてしまうよ。サトミ？
夫：(玄関を開ける）どうして中に入らないんだ？風邪をひいてしまうよ。
妻：行かなくちゃ。
夫：何を言っているんだ、サトミ？起きているの？
妻：あなた、ごめんなさい。秘密にしていたことがあるの。
夫：何を言っているんだ？
妻：彼らが私を迎えにくるの。
夫：誰が？タクシーを呼んだの？
あれは何だ？UFOのわけがない！これは本当のことなのか？
妻：あなた、地球でのとても楽しい生活をありがとう。
夫：え？
妻：逃げて。でないと彼らがあなたを捕まえて実験をするわ。
夫：捕まえる？実験？待って、UFOのドアが開くぞ！
宇宙人！宇宙人が来たぞ！
宇宙人：我々は彼を一緒に連れていく。
妻：お願い、走って！早く！
夫：でも君をここに置いていけないよ！うわああ！撃ってきた！信じられない。
妻：あの銃はあなたを眠らせるわ。そうしたら彼らはあなたの脳を調べるわ。そしてあなたが死ぬまで実験するのよ。
夫：冗談だろう？なんで僕を攻撃するんだ？
妻：彼らは私に戻ってきてほしいの。私はこの宇宙を支配しているキング・カレーの娘なの。私はプリンセス・ライス。
夫：プリンセス・ライス？キング・カレー？
妻：すぐに逃げて！さもないと彼らはあなたを玉ねぎと一緒にフライパンで料理してしまうわ。
夫：うーん。
＊　＊　＊
夫：ここはどこだ？UFOの中か？僕は連れ去られたのか？体が動かせない！何か匂うな。辛そうな匂いだ・・・
宇宙人：キング・カレー万歳！
夫：宇宙人！これ以上近づくな！僕をどうするつもりだ？切り刻むのか？玉ねぎと一緒に炒めるのか？
宇宙人：キング・カレー万歳！
夫：サトミ！いや、プリンセス・ライス、助けてくれ！
＊　＊　＊
妻：あなた？起きて。
夫：あれ？なんだ？うわああ！プリンセス・ライス！
妻：なんて言ったの？プリンセス・ライス？まだ夢を見ているのね。
夫：夢？
妻：ええ、あなたはたくさん騒いで動き回ったのよ。なんの夢を見ていたの？
夫：UFOが君を連れ去りに来たんだ。奴らは僕も連れて行って料理しようとしたんだ。
妻：ああ、あなた。あなたはSF映画の見すぎよ。ところで、お昼にカレーを作ったんだけど。
夫：カレー？
妻：ええ、あなたが好きな、玉ねぎたっぷりのカレーよ。
夫：今、お腹すいてないや・・・