サッカー選手とは・・・ある先輩との出会い
僕は幼稚園の頃から将来の夢はずっとサッカー選手だった。
でもただただサッカー選手になりたいしか言ってなかったし正直その頃はあまり想像が付かなかった。
小学校2年生からサッカーを始めて小学校から高校生まで上手くなりたい、試合に勝ちたい、得点を取って活躍したいとだけ考えていた。
その時はなんとなくとりあえずサッカーをしとけばいい、たくさん練習をしとけばいいなどなんとなくでサッカーをしていた。
でも実際に海外に来てサッカーをプレーしているとそんな甘い気持ちや思考でサッカーをしては絶対にプロには慣れないとある先輩に優しくかつ厳しく教えてくれた。
彼は15歳から日本を離れてスペイン、ドイツ、など多くの国でプレー経験のある先輩だった。
現在はモンテネグロ1部リーグのプロサッカー選手として活躍している。
僕からしたらいろんな国で経験している選手だし歳も6つ離れている先輩だ。
あるときその先輩がアウェー戦で僕の街に前泊で泊まりに来ていた。
その時いろんな話を聞けるチャンスだと思いその先輩をカフェに誘った。
全く話したこともなかったがカフェで先輩と話して10分くらいで先輩が僕にこう言った、『お前はなんも考えていない』正直どういう意味かその時はわからなかった。
でも先輩の顔を見ると怒っている表情では無かった。
それだけを聞くといきなりなんだと思うがその時は僕もきっと何かの意図を持って言ってくれてるんだと思った。
そこから色々先輩と話す機会が増えて仲良くなった。
先輩はたくさん経験している選手だし色々サッカーのことや生活のことなども聞いた。
一番強く教えてくれたのは『メンタル』のことだった。
サッカーの8割はメンタル
もちろんメンタルにも色々ある。
例えば90分間集中してプレーできるか、どれだけミスしてもチャレンジし続けれるか、自分に自信を持ちつつかつ謙虚にプレーするメンタリティなどまだまだたくさんあるが大きく言えばこの3つ。
その時はあまり変化を感じることはできなかった。
結果も出せないし上手くなっている感じもしなかった。
でも少しずつ自分のプレースタイル、身体、思考など自分にできることを少しずつしてみた。
そうすると少しだけコツを掴んだ感じがしてメンタルって全て思考からできているものなんだと。
決してサッカーの練習をひたすらしたわけではなく先輩みたいな経験ある人と話していろんな刺激をもらって意識しただけでプレーしてて考えながらプレーするようになったし、前より見えるものの視野が広まってサッカーが楽しくなった。
先輩からおすすめされたことは反対せずとにかくやってみた。
ある時先輩が僕に本を読むことを勧めてきた。
正直僕は小さい頃から本を読むことは大嫌いだった。
その時にも教えてくれたのは本を読むと集中力がつくと教えてくれた。
嫌々で読んでみたが読んでいるときに集中して読んでいると感じる時があり、それがサッカーの集中力に繋がると感じた。
確かに練習中も前より集中力が上がっていると感じた。
そうすると勝手に良いパフォーマンスができていて結果が付いてくる。
こんな気持ちになったのは始めてというか確かに今までも集中している時は大体良いパフォーマンスができていたが正直そこの良いパフォーマンスができた時どうして良いパフォーマンスができたのかと詳しく考えたことが無かった。
その考えはサッカーでも一緒でどうしてシュートが外れたのか、どうしてシュートが決めれたのかなどを詳しく自分のプレーを見直して自分自身を分析することの大切さも教えてくれた。
全て日常生活から頭を使って考え続けることの大切さ、それは人間性にも繋がる。
僕はまず人間性からプロサッカー選手の思考にならないといけない。
できるだけプロ選手から話を聞いたりプロ選手の生活の真似をしてみたり色々行動はできる。
今は自分を信じてサッカーのために考えたり行動することを優先する。
これからも色々お世話になります。先輩。(笑)
今回だけでは説明できないのでまた先輩から教わった思考を出していきます。
今回はメンタルは思考からできている。