『あの頃』①
溢れる、こぼれる、こぼれ落ちるあの頃。
遠い、とおい、数えきれない、沢山の時間が流れて。
戻りたくなかったはずなのに、今となっては、全てが手に入れられた筈だと、思い知った、学生服の、あの頃。
何十年振りだろ?
同級生に会い、気持ちだけ一瞬で『あの頃』へと。
文字?文章だな、にすると、カッコいいなぁ。
けど、実際その場での私はというと、変なテンションになり、ただの挙動不審なヤツに。
斜め上の自分から「やれやれ」と呆れた声がしたようで。
でも、さ、時間なんか超越してしまう『あの頃』を持ってるって、スゴいコトで。
それこそ宝物なんじゃないか、と。
見上げた青空を、また『あの頃』と重ねて、「体育の授業思い出すなぁー」と呟いて。
sophiaの♪my only seasonが、脳内再生してる。
そんな午後、たまには、こういう時間に書いてみるのも良いかなぁと。
(たぶん、この青空のせいだね)
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます、です。