アファメーション=思い込みの技術
「アファメーション」という言葉をご存知だろうか。
affirmation=“肯定、断言、確定”
直訳するとこのような意味になる。
一般的には、とある言葉を唱えることで自分を変えていく方法、と広まっている。
僕はこれをわかりやすくするのに「思い込みの技術」と呼んでいる。
心理学や脳科学の面から研究されていて、
スピリチュアル的な面のみならず、
よりよく生きるための技術として有用な方法である。
さてこの「思い込みの技術」もとい、
「アファメーション」は先の記事でも触れた
満月・新月などの月のエネルギーが高まるタイミングで
実施するとなお良いと言われている。
潜在意識にある、なりたい自分になるための宣言、
思い込みを実施していくということだ。
具体的に思い込みの技術をどのように行っていくか、
簡単に伝えていきたいと思う。
「思い込みの技術」⑤つのポイント
①現在形、現在進行形で理想の自分を定義する
②ネガティブな言葉を使わない
③型にのっとる
X=Y(XはYである)
X→Y(Xだから、Yである/Xするから、Yになる)
④なるべく具体的な事柄、感情を盛り込む
⑤言葉にして、声に出す、書く
さて、ここで僕のアファメーションを例に出してみよう。
「僕は、タロット占いとより良く繋がり、他者の気づきを促す
僕は、他者がより良くあるためにサポートし、相手も自分も暖かく優しい気持ちになっている
僕は自分の力を信じて、導く存在になる」
といった感じだろうか。
さて、このように実際に言葉にしてみると、
多くの人は気恥ずかしさ、疑わしさ、
否定的な感情、抵抗感などを感じる人が多いように思う。
この抵抗感を感じないようにするのが大事なポイントである。
アファメーションは、自ら唱えた言葉から感じることを、
そのまま脳が感受し、意識づけをしてゆく。
つまり、ルールに則って、肯定的な言葉を唱えても、
その言葉に対して否定的な感情を抱いてしまうと、
その否定的な方がクローズアップされてしまう。
つまり思い込みが、悪い方へ行ってしまうのだ。
それを防ぐために、現在進行形で肯定的な言葉を使う。
そして、④の具体的な事柄、感情を盛り込む
のが重要なポイントとなってくる。
叶えられそうな具体性と(可能ならば時間や、名称など)、
実際の感情を入れ込むとイメージしやすくなる。
言葉だけが一人歩きして飛んで行ってしまうような感覚、
何か気恥ずかしい抵抗感、というものもなくなってゆく。
実際にイメージができることが重要である。
イメージができると、より実現性が高まるのである。
脳がイメージを作ってしまえば、普段の物事や活動においても、
思い込みが作用し、より前向きな状態に持っていける。
一度実践してみてほしい。
簡単に、アファメーションについて触れてきたが、
さらに大切なのが、これに月の力を利用するというもの。
月の力というと、途端にスピリチュアル度が増して、
怪しさも出てくるが、
かなり影響を及ぼすものだと個人的には思っている。
個人的な話であるが、僕は満月の前後1日は、結構役に立たなくなる。爆
特に満月の当日は、身体中に気が満ちて、集中できなくなる。
考え事や、複雑な思考をすることが難しくなる。
結構女性は影響を受けている人が多いのではないか。
月は、女性性や無意識、感情などの象徴でもある。
いわゆる僕の中の女性性が反応しているとでもいうのだろうか。
潮の満ち引きが月の引力で影響を受けているように、
身体の70%が水でできている人間もあながち影響がないとは思えない。
とかく、その新月・満月の力の臨界点で、
これまで触れてきたアファメーションを取り入れていくと、
より思い込みも強化されていくということである。
そこで昨日の、蠍座満月を利用してアファメーションを
実施してみてはいかがだろうか。
ちなみに新月・満月のタイミングから48時間以内は、
月の力が有効と言われている。
7日の19:45に満ちた、蠍座満月は、「魂、財産、隠されたもの、潜在意識、カリスマ性、性」などに関わる場所で起こっているため、
それに見合ったアファメーションが良い。
しかも5日にはドラゴンヘッドが、
風の星座で、コミュニケーションを司る双子座に
移動していることもあって、
言葉の力、言霊がさらに強まっている。
理想の自分、なりたい自分をイメージした言葉を定め、
そして声にする、書き出すことで何倍にも膨れ上がる。
蠍座のテーマに合わせて、自らの持つ力を信じて、
よりよくあってほしいと願う
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