断捨離を始めて1ヶ月が経った。心療内科で初回診察を受けてから、1ヶ月経ったということでもある。 薬物療法は、薬が減ったり変わったりと、一進一退している。 その分、断捨離は前進している(はず)。もともと私は必要なものしか所有していないつもりだったので、1ヶ月で終わると思っていた。 でも、まだ断捨離終了とは言えず、その代わり、自分と向き合い、気がつくことはできた。 もともと今の部屋は、急な職場配置の変更とともに引っ越した。前より狭くなった部屋に、引っ越し業者さんは荷物収ま
寅さんとスナフキン。この人たちは、ミニマリストの先駆けだよなと思う。 子供の頃、私はおもちゃの鍵付きトランクケース片手に旅にでるごっこが好きだった。 ちなみに友人達、更に家族にもこの遊びは理解されず、みんなの輪に入るには周りに合わせないとダメなんだなと子供心に思ったものである。 トランクケースのなかに入っていたのは、りぼん付録のレターセット、キラキラシール、香り玉、香り付き消しゴム、ロケットペンシル、チョコマーブル、お小遣いの100円が入った財布。言いようのない最強感に
世の中の皆さんは、身だしなみを整える際は全てルーチン化しているのだろうか。 顔を洗い歯を磨き、スキンケアに化粧、洗濯済の服をきて出社、毎日お風呂に入る。これは私はルーチンだ。 でも、それこそムダ毛処理や全身保湿、爪の手入れなどは、皆さんはルーチン化の生活のなかでやっているのだろうか? 私は自分の爪が伸びすぎて、キーボードが打ちにくいと感じたときに整えていた。気がつくのが、仕事への影響からって、あんた。と笑うしかない。 薬物療法が効いている今、私は土日のどちらかに自分の
フローリングスペースが増えた部屋を見たら、このままフローリング生活をすべきか?と考え始めた。 ミニマリストはラグも敷かず、フローリング生活をしているからだ。 最近は暖かいより暑い日もあるため、お気に入りのイビサのラグは丸めてクローゼットに片付けていた。このラグは、YouTuber chokiさんのおすすめラグだ。ラグの厚手感といい、物語のように描かれた柄が大変可愛い。 chokiさんのインテリアや映像編集、生活感は、私の憧れである。chokiさんはミニマリストではないが、
断捨離をしたら、床のスペースが広がった。狭い1Rが広くなった部屋を見たら、這いつくばって掃除をしたくなった。 毎週休みのたびに、クイックルワイパーで掃除はしていたが、床に這いつくばって拭き掃除をしたら、あっという間にフローリングシートが真っ黒になった。 この勢いのまま、窓を拭き、窓枠、サッシ、ベランダも掃除した。若干の汗もかきつつ、一通りの掃除が終わった後、すっきり感から思いっきり深呼吸した。 そういえば、私が好きな手相占い師のうのたまご先生は、床掃除をおすすめしていた
最近はコンビニに、味噌おにぎりが販売されているのが嬉しい。醤油ではなく味噌。 味噌おにぎりは故郷の味だ。冬は祖母がストーブのうえで、焼き味噌おにぎりにしてくれた。自分で作るときは、不恰好なおにぎりに味噌をつけ、そのまま焼かずに食べていた。子供の頃、味噌おにぎりはおやつでもあった。 大人になり帰省の際、戻るときは親がおにぎりを持たせてくれた。三角ではなく、まん丸のおにぎり。大きな鮭の切り身入りのおにぎりと、大きな梅入りのおにぎり。海苔はおにぎり全体に巻かれて爆弾のようだ。そ
ぼちぼちと断捨離が続いている日々のなか、真っ黒とまではいかないが濁った液体が入ったガラス瓶がでてきた。 これは私が6年前に作った梅酒だ。 作成した年は、青臭くて飲めたものじゃなかった。 しかし6年経った今はどうだ。 梅の風味が強く、甘すぎなくて美味しい。 自家製の年代ものだから、誰彼なしにすすめる訳にはいかないが、自分で楽しむ分には問題ない。 薬物療法中の人間が飲んで大丈夫なのかという懸念はあるが、毎晩一杯だけ、たっぷりの氷とともに薄めつつ、ゆっくりゆっくり味わってい
薬物療法後、メンタルが落ち着いた私は、食事療法を勧められたというのに、食べたいものを食べるようになった。 自炊は全くせず、我が家に今ある食料は、最低限の調味料と手作り麦茶のみ。調味料も開封してから、どれだけの時間がたっているのかわからないため、これらも処分が必要な気がする。 それまで最低限の自炊は、会社用のお弁当を作るだけだった。今は冷凍食品オンリーのお弁当になっている。 食べたいものを食べる生活をしたら、食費が治療前の3倍になった。キャッシュレス決済連携の家計簿アプリ
食事療法としてたんぱく質を多くとる食生活を勧められた。たんぱく質は、幸せホルモンのセロトニンを増やすからだそうだ。 ちょうど一年前。私はひたすら鶏胸肉を食べる生活をしていた。マッチョな自分になりたくて、パーソナルジムの2ヶ月コースに通っていた。マッチョになれば、体だけでなく心も強くなれると思ったのだ。 動機が既に今の自分を予期していた感は否めない。週一のジム通いと鶏胸肉生活。この生活でセロトニンが増えていたのか?というと甚だ疑問である。 理解できたのは、このだるだる生活
捨てて捨てて捨てまくる生活のなかで、私はKindleでミニマリストの本を読んだり、YouTubeを見ていた。 薬物療法の効果は効いており、こんな小さな薬にどれだけの効果が?と思ったものだが、全く泣くことなく仕事ができるようになった。 むしろ泣こうと思っても、目の奥が乾いているようで、泣きたくても泣けなくなっている。 さて、ミニマリストの人達を見ていると、ベッドを捨てて、マットレスで敷布団生活をしている人たちが多かった。 早速、私も挑戦してみた。 でもダメだった。敷布
まずテレビの廃棄手続きをした。テレビがなくなるので、テレビボードの処分手続きもした。NHKにも連絡した。そして在宅勤務用に購入した机と椅子も処分することした。 テレビボードも机も椅子も、アンティーク調の木目が美しい家具だ。でも今の私には持っていても意味がない物たちとなった。 次に調理器具を捨てた。料理、パン作り、お菓子作りの道具たち。決して私の料理は上手なものではないけど、長らく集めて使ってきた道具たちだ。 でも気がついたら1年近く、ろくに触っていなかった。 保存瓶たち
私はごちゃっとした生活感がある部屋が好きだ。「生活感がある部屋」で検索して写真や、特にイラストを見ていた。それこそジブリのようなインテリアは大好きだ。 でも今の私の部屋はミニマリスト化している。 きっかけは仕事に対して限界がきたため。 朝も夜も、仕事中も涙が出て止まらなくなった。仕事のことを考えるだけで涙が溢れる。 変だ、変だと思いつつ、限界を感じて病院に行った。心療内科の待合室にはたくさんの人がいて、何故かほっとした自分がいたことを覚えている。 そしてカウンセリング