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はじめてのGit&GitHub

はじめに

この記事は、Git&GitHubの環境を構築します。

事前準備

Mac環境

App StoreからXcodeをインストールし、Xcodeを開き利用規約に同意します。

Windows環境

Unixコマンドを使用できる環境としてGitBashをインストールします。
Windowsの場合はコマンドプロンプトやPowerShellといったWindows独自のソフトウェアが搭載されていますが、Windows上からでもUnixやLinuxのようなUnixコマンドを使いたい場合はこのGit Bashを入れることで扱えるようになります。https://gitforwindows.org/ へアクセスし、Downloadボタンから入手してインストールします。

GitHubアカウントの作成

https://github.com/ からアカウントを作成します。
Sign up からメールアドレスを設定すると登録したメールアドレス宛にメールが届きます。届いたメールから有効化を行い、セットアップします。

  • ユーザー名

  • パスワード

  • Plan

  • 使用目的  など

セットアップが完了するとLearn Git and GitHub widthout any code! などと書かれたトップページが表示されれば完了です。

事前知識

Unixコマンド

以下のコマンドは覚えておきましょう。
・cd(Change Directory)
 移動するコマンド
・ls(List Fragments)
 カレントディレクトリにあるファイル/フォルダを一覧表示するコマンド
・pwd(Print Working Directory または Present Working Directory)
 カレントディレクトリの位置を絶対パスで表示 / 確認するためのコマンド

不可視ファイルの表示設定

Mac

Finder上でcommand + shift + . で表示/非表示を切替

Windows

エクスプローラー>表示タブから
・ファイル名拡張子
・隠しファイル にチェックを入れる

Git初期設定

バージョン確認

事前準備でGitがインストールされていることを確認します。
以下のようにVersionが表示されていることを確認します。

$ git --version
git version 2.32.1 (Apple Git-133)

Git Config の設定

新規リポジトリのデフォルトブランチ名をmainに変更します。

$ git config --global init.defaultBranch main

ユーザー名とメールアドレスの設定
誰が変更したかを明確にするため、設定しておきましょう。
メールアドレスはGitHubを登録するとno-reply(受信専用)メールアドレスが入手できます。

$ git config --global user.name "ユーザ-名"
$ git config --global user.email "メールアドレス"

SSH鍵の作成&登録

1. SSH鍵の作成

$ ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "メールアドレス"

2. SSH鍵の確認

$ ls ~/.ssh
id_rsa    # 公開鍵
id_rsa.pub  # 秘密鍵

デフォルトはid_rsaという名称で作成されるが、任意の名称をつけることも可能です。

3. SSH鍵にパーミッションを設定

$ chmod 600 ~/.ssh/id_rsa.pub

SSH鍵を作成しただけでは権限が足りない可能性があるためl、設定しておきます。

4. SSH鍵の登録

SSH鍵をGitHubに登録するには、以下から設定を行います。
GitHubにログイン>Settings > SSH and GPG keys > New SSH Key

以下を入力して「Add New」で登録します。
Title:鍵の名称など自由に記載
Key:作成した秘密鍵(***.pub)をエディタで開いてコピペ

5. Remote Repositoryとの接続

$ ssh -T git@github.com
Hi ****! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

Remote Repositoryの作成

GitHub上にリポジトリを作成する。
「New Repoository」を押下すると以下の画面が表示されます。

Owner:
 プルダウン形式。自分のアカウントを選択。
Repository name:
 Repositoryの名前。わかりやすい任意の名称。
Description:
 Repositoryの詳細。任意項目であるが記載しておくとよい。
Public / Private:
 ソースコードを公開したい場合は「Public」、公開したくない場合は「Private」を選択します。
Add a README file:
 GitHubを見る人にプロジェクトの説明、ツールの使い方、インストール方法などを理解してもらうために記述するファイルです。作成したい場合はチェックを入れます。
Add .gitignore:
 バージョン管理したくないファイル/フォルダを記載するファイルです。作成したい場合はチェックを入れます。
Choose a license:
 ライセンスを設定するかどうかを選択できる。オープンライセンスは色々あるが説明は割愛。

Local Repositoryの作成

Git管理するディレクトリを作成します。以下は作成例です。

$ cd ~/Develop   ※作成したいディレクトリに移動
$ mkdir test      ※任意のディレクトリ名称
$ cd test        ※作成したディレクトリに移動
$ git init       ※testディレクトリ以下をGit管理
$ ls -a
.git ←作成されていることを確認

GitとGitHubの連携

Remote RepositoryのURLは以下から取得できます。

Local RepositoryとRemote Repositoryが作成済みの場合

$ git remote add origin リモートリポジトリのURL

Remote Repositoryのみ作成済みの場合

$ git clone リモートリポジトリのURL



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