Agi

せっかくロンドンに来たのに在宅ワークしてる。広告系。仕事中はUKロック聴いてる。

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最近の記事

ロンドンの広告代理店で働いた1年間 その3 学会運営

2月の観光イベントの裏で、別団体のロンドンでの学会運営準備も進めていた。学会は2日間開催。1日5人の登壇者が自身の研究成果について約100人の聴衆に向けてプレゼンし、その後質疑応答に移るという流れだ。イベント運営は1度経験したので多少は慣れたが、今回初めて同時通訳の手配を経験することになった。 同時通訳と逐次通訳との違いすらも分からない僕は、担当頂く通訳さんに、学会会場での同時通訳をするにあたって必要な環境や進行方法について手取り足取り教えてもらった。今回のようなイベントで

    • ロンドンの広告代理店で働いた1年間 その2 訪問営業

      ロンドン拠点の広告代理店に正社員として雇ってもらい、本格的に色々な案件に関わるようになったYMS後半の1年間。具体的にどんな仕事をしていたのかを1月から順に振り返ってみる。今回は2月。 2月 観光団体のセミナー運営、セールス同行 日本のとある地域の観光団体が、外国人観光客増加のために世界数カ国でプロモーションを計画。プロモーションの施策は大きく分けて、現地旅行会社を集めたセミナー開催と、現地旅行会社を訪問する営業同行の2つからなる。 この事業の座組は、まずそれら数カ国を管理

      • ロンドンの広告代理店で働いた1年間 その1 広告出稿

        以前、イギリス生活1年間振り返りの記事を書いた。その後自分がどんな暮らしをしていたかも書いてみようと思う。ロンドン拠点の広告代理店に正社員として雇ってもらい、本格的に色々な案件に関わるようになったYMS後半は、YMS前半とは違って仕事が生活の中心にあった1年間だった。具体的にどんな仕事をしていたのかを1月から順に振り返ってみる。 1月 英航空会社の機内誌、ウェブページに広告出稿 10月に日本の国境が再開し、海外からの観光客を呼び戻すための企画提案依頼をとある自治体から頂いた

        • ライブが日常の延長であるイギリス人、非日常空間である日本人

          音楽が好きなので東京にいた頃はよくライブに行っていた。ロンドンに住み始めてからはお客さんとしてだけではなく、好きが高じて始めたイベントスタッフの仕事でも何回か参加している。こちらのライブ会場で感じたのは、日本に比べてよりラフに、日常生活の1つとして楽しんでいるということだ。 イギリス人は日本人と比較して話好きが多い。普段の生活でも軽い気持ちで1個質問したらベラベラベラーって10個答えてくれて少し困る、みたいなシーンはあるあるだ。それはライブ会場でも変わらない。ライブが始まる

        • ロンドンの広告代理店で働いた1年間 その3 学会運営

        • ロンドンの広告代理店で働いた1年間 その2 訪問営業

        • ロンドンの広告代理店で働いた1年間 その1 広告出稿

        • ライブが日常の延長であるイギリス人、非日常空間である日本人

          人見知りだけど営業職が気に入っている

          自分に向いている職種は実際に数年間働いてみないと分からない。ありきたりでつまらないけど、この文章で言いたいことは「石の上にも3年」は自分の場合は真理だったってことです。 新卒の頃、営業は絶対に避けたい職種だった。毎月ノルマに追われてお客さんにへこへこする泥臭いブルーカラーな仕事というイメージがある上、自分は人とのコミュニケーションが苦手意識があったから。初対面の人と話すのは緊張するし、目上の人と話す時は無駄にビビっていた。自己分析では、1人で黙々と作業するような職種が向いて

          人見知りだけど営業職が気に入っている

          マネージャーと意見が合わなくても聞き入れる理由

          僕とマネージャーの2人しかいないチームで働いている。毎月決まったルーティンワークなら問題ないが、新規で獲得した案件を進める過程だとたまに意見が合わない。 業務上でのポジションとしては僕がお客さんとの窓口担当になり、納期に向けて必要な業務を外部の業者さんと協力しながらスケジュール、クオリティ、予算を管理しながら進めていく。マネージャーは僕が共有フォルダにアップした資料を確認し不足があればテコ入れしていく。 僕が取りこぼしている箇所を指摘してくれたり、僕に余裕がない時は自ら手を

          マネージャーと意見が合わなくても聞き入れる理由

          IELTS4.5が英語環境で働くときに工夫していること[オフィスワーク]

          スコアから分かる様にビジネスレベルには全く達してません。今の会社で働くようになって約半年。少しずつ英語力は伸びているがまだまだ不十分です。それでもクビは免れているし、英語が原因でトラブルを招いたことはありません。 もちろんマネージャーなど周囲のサポートがなければ成り立っていないし、DeepLやOtterなどAIツールのお世話にもなっています。 それでも、英語苦手な自分なりに気をつけて業務を進めている部分はあり、同じ様な仕事をするにしても日本で働いてた時とはやり方を変えていま

          IELTS4.5が英語環境で働くときに工夫していること[オフィスワーク]

          ロンドンでオフィスワーク始めて感じたギャップ

          4年ほど働いていた都内広告系の会社を退職し、YMSビザで渡英してロンドン市内の日系広告系企業に勤め始めて半年ほど経過。日系企業ではあるが英系企業とは日常的にやり取りしています。そこで感じたギャップを、あくまで主観ですが紹介していきます。 1 基本的に皆フレンドリー ロンドンは働きやすいと感じている理由の1つがこれ。初めましてのメールの時は「Dear 〇〇  I hope you are well」から始まることが多いが、2通目からは「Hi 〇〇」に変わっている。日本だったら

          ロンドンでオフィスワーク始めて感じたギャップ

          給料が不満だけど続けている理由

          今の仕事での唯一の不満は給料だ。安い。ほぼ最低賃金で働いている。 求められる能力はビジネスレベルの英語と日本語、3年以上の業界経験、パワポやエクセルなどの操作、広告やイベント運営に関する諸々の知識など多岐に渡る。にも関わらずマックのアルバイトとほぼ変わらない賃金だ。残業を考慮して時給換算すると最低賃金を下回る月もある。 一方で、仕事内容と人間関係には満足している。 日本の文化や商品をイギリスにPRするというコンセプトの元に展開する広告やイベント運営は楽しいし(しんどいけど)

          給料が不満だけど続けている理由

          ビジネスレベルの英語力について色々

          一口に言っても色々なレベルがある。自分の場合、取引先の英国企業の人達は「この日本人カタコトだし言葉遣いもなんか変だけどクライアントだし金になるから話聞いてやるか!」って感じで聞いてくれてると思うから会話が成り立ってると思う。 今の仕事をざっくり説明すると、日本の企業や自治体のイギリスでのPR活動(英メディアへの出稿やイベント運営)を請け負ってお金を稼いでいる。自分の立ち位置は、日本の企業や自治体がクライアントで英国内は対しては発注側だ。ビジネスにおいて発注側も受注側も本来対

          ビジネスレベルの英語力について色々

          仕事で身につけたい3つのメンタル

          ロンドンの日系広告代理店で働き始めて約5ヶ月。入社したての頃は任せてもらえる仕事量が少ないため割とゆったり働いていたが、最近は仕事が増えて忙しい。自分が任せてもらえる仕事が増えたこともあるが、この会社自体に依頼される案件が増えている。 様々な案件に触れ、多くの人と関わっていると、自分の実力や自分に足りないものが分かる。「今年は仕事を頑張る」と年始に書いたが、具体的に身につけたいスキルが見えてきた。今回はそのうちメンタル面に限って説明してみる。 1 一回り年上のクライアント/

          仕事で身につけたい3つのメンタル

          2022年 年間ベストアルバム10枚

          21年末に渡英して、22年は丸っと1年ロンドンで暮らした年。例年は邦楽7割、洋楽3割程度の割合で聴いていましたが22年はUKの音楽が7割程度になりました。正直旧譜をたくさん聴いていて、新譜はあまり手を伸ばさなかったのですが、その数少ない中から好きな新譜10枚を紹介します。 10位 C'mon You Know/Liam Gallagher 元オアシスのボーカル、リアムギャラガーのソロ第3作目のアルバム。オアシス時代より音域が広がり歌も上手くなっているが、若い頃の荒々しい歌い

          2022年 年間ベストアルバム10枚

          イギリス生活 1年間振り返り〜語学学校からフルタイムのオフィスワーク獲得まで〜

          YMSビザで特に目的なく渡英して約1年。目まぐるしく環境が変わった今年をざっくり5つの時期に分けて振り返りました。YMSでの1つの過ごし方の紹介になるので、既に渡英済みの方やこれから渡英予定の方の参考になれば幸いです。 1 語学学校期 21年11月-22年2月 最初のクラスは自分含めて3人しかおらず、授業は教科書中心でつまらない。午前で授業が終わった後は1人でロンドン市内を適当に歩いていた。視界に入るもの全てが新鮮で観光地ではない場所も刺激的だったが、同時にイギリスに来た意

          イギリス生活 1年間振り返り〜語学学校からフルタイムのオフィスワーク獲得まで〜