よくのど飴とかでありますね。かりん。
そこに君がいるだけでいい香り。今うちの台所はけっこういい香り。
どっさりかりんを拾ってきたので、どうしようかな~と考えつつ、かりんの上にストールをかけておいたら、なんとまあ、ストールがかりんのいい香りに! かりんの香りうつってる。すごい!
調べた結果、無駄のないジュレとジャムというのにひかれています。(が、まだ作っていません・・・週末できるかしら・・・)
皮はおちゃパックにいれて風呂にいれてこれまたアロマを楽しみます。捨てるとこがないって最高!
かりんは、加熱するとそれはそれは美しい赤になります。朝ヨーグルトにかけたら白に赤、どんなにきれいかなと思います。
ジュレは、かりんをゆでたゆで汁から作ります。種まわりにペクチンを含んでいるので砂糖と種を一緒に煮込んでいくと固まっていくのです。(お茶パックみたいな袋に種をぎゅぎゅっといれて煮汁を煮込んでいきます)
まだ制作してないので写真がないのがアレですが。
作ったら写真載せます。
いろいろ調べていくと、これ蒸留して化粧水にしたらいいんじゃないかと思い始めた。
いっぱいあるから半分はジャムやジュレにして半分はハイドロとろう。
以前販売していたみかん花化粧水のなかにマルメロエキスをいれていたのだけど、かりんとマルメロはとてもよく似ています。
毛がはえてるのはマルメロではえてないのがかりん。マルメロの種のエキスはとろーりとしたあれです。肌にもとってもいい!
カリンの香りの構成
主に皮に香りはいるそうです。
2-メチルプロパノ酸エチル、(E)-2-ブテノ酸エチル、2-メチルブタン酸エチル、メチオナル、(Z)-3-ヘキセニルアセテート、β-イオノン、ノナノ酸エチル、γ-デカラクトン Food Research International
Volume 105、2018年3月、ページ828-835
なんかこう、朽ちていくにしたがってだんだん芳醇で甘くて蜜のような甘さ、そしてどこかに臭さがあります。いつもいうんだけど、臭いって大事だよね~。二度かいでみたくなる、確かめたくなる臭さ。いいにおいだけで構成されているものなんてなくって、臭いやつもかならずどこかに忍んでいてそれがいい仕事している。