AOEマニュアル【身体障害領域の高齢者を対象とした作業との結び付きに関する評価尺度】
皆様、はじめまして。作業療法士の齋藤駿太(さいとう しゅんた)と申します。
本記事では、私が開発した「作業との結び付きの評価尺度(Assessment of Occupational Engagement;AOE)」に関するマニュアルを無料で公開しています。
さて突然ですが、皆さんは「Occupational Engagement;OE」という言葉はご存知でしょうか?
この概念は、作業科学の分野で発展し、国内では「作業との結び付き」、「作業従事」といった言葉で参考書や論文で記載されています。
つまり、人はOEを高く維持することにより、その作業に対してやりがいや楽しさを見出すことができ、健康や幸福にもポジティブな影響を与えると考えられています。
では次に、皆さんは日々の臨床で以下のような悩みを持ったことはありませんか??
このような悩みは、高齢期のクライエントの方に関わる際に、多く経験したことがあるのではないかと思います。
それでは、このようなクライエントに対して、やりたい作業を見つけ、再びその作業に没頭・熱中できるように支援するためには、どのような方法があるでしょうか??
AOEとは、医療機関に入院中の身体障害領域の高齢者(65歳以上)の作業との結び付き(Occupational Engagement;OE)の程度を評価することができる自記式の評価法でして、私の大学院の修士課程で研究開発しました。
AOEを適用できる対象は以下の通りです。
現状、医療機関に入院中の身体障害領域の高齢期クライエントという限りはありますが、使える対象疾患の広さはAOEの大きな特徴です!
実は近年、国外を中心にOEの評価尺度の必要性を指摘する研究者が増えている現状がありました。
しかし、OEのみに焦点化した評価尺度は国内には存在せず、国外でもほとんど存在していない状況でした。つまり、必要性は高いものの未解決の問題だったのです。
AOEはこの未解決問題を解決する目的で開発されたため、国内においては唯一のOEに焦点化した評価法になります。
ちなみに、2023年に沖縄県で開催された第57回日本作業療法学会において、全1508演題から優秀演題賞をいただき、一定の評価もいただきました!
【演題名:身体障害領域の高齢者における作業との結び付きに関する評価尺度の開発】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここから本題!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、ここまでの記事で、AOEがクライエントのOEの程度を評価できる尺度であることを、ご説明させていただきました。
しかし、AOEを臨床で活用する上で、具体的なAOEに関する説明が必要になります。そこで作成したのが、本記事の【AOEマニュアル】になります!!
ご興味を持たれた方は、まずは【AOEマニュアル】を無料ダウンロードして、日々の臨床でご活用ください!!
なお、ご質問などがある場合は、【AOEマニュアル】に記載されている私のメールアドレスにご連絡ください。
AOEをダウンロードされた方は、AOEの今後の発展のために、是非アンケートへの回答のご協力をお願いいたします!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本題2 さらにAOEについて学びたい方へ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本記事では、AOEの評価尺度および、AOEの中核概念であるOEに関して、さらに深く学びたい方を対象に【有料版 AOEマニュアル】も作成しております!
初学者の立場にたって、OEに関する知識をはじめ、私がつかんだ活用のノウハウを盛り込みながら、AOEの使い方をわかりやすく解説しております。
そのため、本記事を読めば、AOEに関する知識をより理解し、深めることができるでしょう。
以下は、有料記事で追加している【有料版 AOEマニュアル】の目次です!
より詳細にAOEの基盤概念であるOEの知見について学びたい方や、AOEの実践方法について学びたい方は、ぜひ【有料版 AOEマニュアル】をご購入ください!
最後になりますが、本記事の価格は以下の通りです。
Googleで検索していただけるとすぐ分かりますが、評価法の実践ガイドやマニュアルなどの販売価格は一般的に2,000円から3,000円前後でして、高いものだと数万円するものもあります。
なので、この1,500円という価格は圧倒的に格安です!
売り上げは研究開発で活用させていただきます。
それでは、本論でお会いしましょう!
ここから先は
¥ 1,500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?