アオドリ『ミカタバラジオ』出演!~②クリエイティブを通してアオドリが目指すもの~
みなさん、今日もクリエーション起こしてますか?アオドリです🦢
前回に引き続き、メンバーがラジオに出演させていただきました。
それが
若者文化を育み広げていく若者が作るコミュニティメディア「ミカタバRadio」というラジオ。
北海道の若者向けの発信メディア、ミカタバセンターのコンテンツの一つです。
ミカタバRadio冬、今期のテーマは「きっかけづくり」。
今回はアオドリの3つの指針である「好きを追求」「個性×個性」「できないをできるに」に関して、またそこから、クリエイティブを通してアオドリが目指すものについて、語っていただきました。
アオドリのトリセツはこちら。
本編を聞きたい方はこちらから!
🎤出演者🎤
今回はアオドリの代表のTaisei Yamada と副代表の須田桃加が、ゲストとして出演させていただきました。
そしてパーソナリティーは引き続き神門崇晶さん!
「好きを追求」は決して難しいことじゃない。
神門:一つ目の「好きを追求」っていうのは、例えば“写真を撮るのが好き”とか“モデルが好き”とか、そういう好きが中心になってくる感じですか。
桃加:そうですね。環境によって出会う人って限られてたりすると思うんですけど、自分と同じ目標を持った人に出会うって結構難しいなと思っていて、だからこそ、こういうアオドリっていう色々なクリエイターが集まっている中で、自分が好きなものと一緒のものを持っている子に出会ってもらえたりとか、逆に自分が持っていないスキルを持っている子と何かやっていくっていうのがいいんじゃないかなっていうことで、「好きを追求」にしました。
-アオドリのカフェ話-
神門:そもそもこの3つの指針って、コンセプトの「寄り添う。青春×クリエイティブ」を達成するために建てたんですか。
Taisei:うん、そうだね。達成するためにっていうところもあるし、「寄り添う青春×クリエイティブ」って広い意味に捉えられると思ったから、アオドリで具体的に大事していることって何だろうというところで、この3つを建てた感じかな。
神門:なるほど。この3つの指針って決めるのにどのぐらいかかったんですか。
桃加:ブラッシュアップして、最終的に決まるまでは二か月ぐらい、みんなで話し合ったんじゃないかって思います。カフェで一緒に考えたりTaiseiと。
神門:なるほど。アオドリ恒例のでみんなでカフェ。インスタを見てると、みんなで集まるみたいな、ハッシュタグで。
Tasiei:そうだね、もう毎日誰かしらアオドリメンバーカフェに居るんじゃないかなっていうぐらいカフェ行ってるね。笑
神門:そうなんですね。それも「好きを追求」に関わってくるのかと思うんですけど。
桃加:確かにそうかもしれないです。
Taisei:「好きを追求」って言うと、レベルの高いものを作るところに注目されがちかもしれないけど、自分の好きなものについて話すとか、オリンパスがいいとか富士フイルムがいいとか、そういう話ができる場所っていうところでも好きを追求していくことができたらいいなっていう、そういう意味を込めて「好きを追求」っていう風にしてる部分もあるかなって。
神門:好きなものを共有できる人同士で集まるのってすごい大事ですよね。
桃加:この3つの指針を考えている時に、誰かの居場所であってほしいっていう案も出て、それが「好きを追及」「寄り添う」にも関わっているんですけど、カフェで集まって何か話すことも「ひとつの居場所の提供」になるかなって思っています。
神門:なるほど確かにひとつの居場所ってのは、すごい大事ですよね。
居場所っていうのに絡めて言うと、トキワ荘っていう漫画を描く、漫画を読むっていうのが好きな人同士、好きを追求してる人同士が集まった居場所があって、それが実際にその後の漫画の発展にも繋がっていったので、「好きを追求する」っていうのと、「一つの居場所を作る」っていうのと、「寄り添う」ってすごい大きな関連性があるなっていう風に感じました。
私=ジグソーパズルのピース
神門:2つ目の「個性×個性」に触れていきたいと思うんですけど、前回の放送で「個性を潰さない」っていうのをちーさんが言ってて、すごい大事だなと思ったんですけど、やっぱこの「個性×個性」っていうのもアオドリとしては重要にしてるってことですよね。
桃加:そうですね。ジグゾーパズルのピースみたいな感じで、できることがあって—尖っていれば、ちょっと自分ってここできない—凹んでいる部分もあって、それをうまく組み合わせる、それが「個性×個性」だと思っていて、自分の尖りをうまく活用しながら、他の人の弱い部分を受け入れる。一人ひとりが組み合わさって一つの完成になる、っていうのが「個性×個性」だって思ってます。
神門:なるほど。めちゃくちゃいい表現ですね、ジグソーパズルのピース。ジグソーパズルって、凸凹を潰せば完成しないですもんね。
桃加:そうですね。お互い受け入れてあって。
誰かの一言で、作品が生まれる。
神門:次3つ目ですね。「できないをできるに」っていうのはみんなで支えあって、学びあって、できないことをできるようにしていこう、ということですよね。
桃加:そうですね。やっぱりクリエイターが独りでやっていると、孤独を感じる人もいたりするので。
あとは、違う方面でもやってみたいけど、自分ではできないとか——アオドリであれば「こういうのやってみたいんだよね」っていう第一声を誰かが発したら、「それ私できるよ」っていう風にどんどん仲間が集まって、作り上げたいものができるのもあるし、思っていなかったものが生まれるのが「できないをできるに」するのかなって思います。
神門:なるほど。ここでちょっと一つ例というか、「スタートアップスタジオ」っていうのがあるんですけど、ハリウッドってめちゃくちゃ連続的に作品出すじゃないですか。あれって、作品ごとに新しくチームをかき集めるんじゃなくて、そのチームの中で何かこれやりたいって言ったら、継続的に動くチームがあって、それでハイクオリティで、ハイスピードで色々な作品ができていくっていうシステムがあって。それがクリエイティブをやる上では重要なのかなって思っていて、今の話でもすごい通じるなっていう。
副代表、桃加-アオドリに対して思うこと-
神門:桃加さんは、どういう過程を踏んでアオドリのことが好きになったんですか。
桃加:最初は私は、Taiseiと違うイベントで出会って、単純にモデルとカメラマンの関わりだったんですけど、Taiseiがこういうことやってるんだよねって熱く語ってくれて——アオドリの前の「暮らしとカノジョ」っていうコンテンツの時に関わり始めて、そこからコミュニティ作りたいってことで、私も思いに共感してアオドリの運営側に携わってるっていう感じです。Taiseiが一緒にやろうっていう感じで言ってくれたんですよね。
Taisei:そうだね。桃加もアオドリに意味を見出してくれて、今後、一緒にしていけるんじゃないかなっていうところで、声かけさせてもらったかな。
神門:なるほど。コミュニティを運営していく中で、桃加さんにとってのアオドリってどんどん変わってたと思うんですけど、今現在で桃加さんにとって、アオドリってどういう場所なんですか。
桃加:そうですね。今の私にとってのアオドリは自分に磨きをかける、成長する場所っていう風に思っていて。それこそ最初はモデルとして、ただアオドリに関わっていったんですけど、その時は「好きを追求」だけだったんですね。
だけど、アオドリに色々なクリエイターがいて、一人ひとりと関わっていく中で、「この人面白いな」と思ったり「この人、こういう考えでやってる」っていうのを知って、その人たちの個性を掛け合わせて何か作ったら、面白いものが作れるんじゃないかなって思ったのが、運営側に携わるきっかけだったんです。クリエイティブって難しさを感じますし、運営側としても壁にぶつかることは多いんですけど、みんながいるから何か成し遂げたいと思うようになったので、私にとってアオドリは成長の場所だなって思っています。
自信のない人へ
神門:これを聞いてくださってる中にも、アオドリに興味はあるけど、人と接するのは苦手……みたいな人がいると思うんですよね。そういう人たちにかける言葉とかあったりしますか。
桃加:そうですね。私、実は高校生の時すごくシャイで、あんまり積極的に動けてなかったんですけど、環境やきっかけによって自分が一気に変わる経験をしたので、もし勇気を踏み出せない人がいたら、アオドリに関わることで何かきっかけになればいいと思ってて。運営側もメンバーも優しい人ばっかりなので、もし入ってくれることができたら、一緒にやっていきたいなって思うし、自信が出るきっかけにもなってほしいと思って。だから色々な経験をアオドリでしてもらって、少しでも勇気が出るようになったらいいなと思ってます。
Taiseiが思うアオドリ
神門:Taisei先輩にとってはアオドリどういった場所ですか。
Taisei:そうだね。個人的にアオドリが、色々な奇跡が起こっている場所だなっていう風に思って。奇跡って言っても、そんな大それたものではないんだけど、アオドリやってなかったら、きっと出会わなかったような人達だったりとか、きっと作品を出したりしてなかった人たちとかいると思ってて。
アオドリに入って作品を出したりして、それが誰かに届くって、恐らくアオドリがなかったら、成し得なかったことだと思うし、今こうして桃加が運営に関わってくれてるけど、たまたまカフェで話した時、副代表になっているところまで全然想像してなかったから、そういう色々な偶然とかきっかけによって、ちっちゃい奇跡がぽんぽんぽんぽん生まれてるなっていうのはすごく感じてて。最初に旗を掲げた人間からすると、作った場所で、色々な出会い、きっかけとかチャンスが生まれたり、卒業していった人も、アオドリをきっかけに仕事につながっていった人もいたから、自分が思い描いていた以上に色々なことが起こって。
アオドリってね、曖昧な部分もすごくたくさんあるんですけど、だからこそみんなが意味を見出していく場所っていうなのかなって。代表としてアオドリってこうだよね、画一的にに決めてしまうのではなくて、「私にとっては、アオドリってこうなんですよね」っていうところをどんどんどんどん発見をして、それがどんどんアオドリの形になっていく、そういう場所なんじゃないかなっていう風に思ってます。
クリエイティブを通してアオドリが目指すもの
神門:「クリエイティブを通したアオドリが目指すもの」で、桃加さんはアオドリが目指すものってなにかありますか。
桃加:アオドリが目指すもの……やっぱり誰かのきっかけになりたいっていうのが、私の中で一番大きくて、それがどんどん連鎖して、北海道でどんどん大きくなっていって、自信がない人に勇気を与えられる、それもきっかけになると思って。やっぱり、きっかけが私が一番大きいかなと思っています。
神門:Taisei先輩はどうですか?
Taisei:このクリエイティブっていう共通項でみんなが集まって、今まで作品を出したことない人たちとか、自信がない人たちとか、自分が何が好きかもまだ半分ぐらいしか分からないっていう人たちが作品を出して、それが誰かに届いたりしている。メンバーが作ったクリエイティブによって、その先にいる人たちにとってもいいことが起こるような場所でありたいなと思う。
神門:なるほど。1つの答えで決めるんじゃなくて100人いたら100人なりのクリエイティブがあって、私はこう考えます、自分はこう考えます、っていうのがアオドリにとってはいいんでしょうね。
最後に。
今回もなかなか深い内容でしたね。
クリエイティブって一口に言っても、とても幅広くて、コミュニティとして成立しにくいと思うんですよね。だけど、アオドリはそれぞれの個性を面白がってくれる人が多いです。だからこそ、クリエイティブっていう広い共通項でもやっていけているのかなって思っています。
私も書くばかりでカメラもファッションも全く分かりませんが、それでもみんなが受け入れてくれるので、こうして今記事を書くことができています。
だから、少しでも何かクリエイティブなことに興味を持っている人がいれば、アオドリの活動に関わってみませんか?
もしかしたら、アオドリがあなたのきっかけになれるかもしれません。
最後に、神門さん及びミカタバセンターの皆さん、2回に渡り出演させていただき、本当にありがとうございます!
アオドリは今時点で会話や生の声で発信する場所がないので、今回のラジオはより深くアオドリを知ってもらう良い機会だったと思っています。
この記事を最後まで見ていただきありがとうございました!
(※ラジオの内容は必要に応じて追加•省略しています。)
ライター:森たまみ