パリの「ルーブル美術館」に出展! イラストレーター/デザイナーの渡邉梨子さん!
こんにちは!
本記事では、アオドリメンバーでデザイナー/イラストレーターの渡邊梨子(わたなべりこ)さんをご紹介します。
なんと梨子さん、2022年にフランスのパリにあるルーブル美術館で開催される展覧会で作品を出展することになりました!
今回は、その展覧会についてのお話や、アオドリに参加してみての感想をお聞きしてみました!
さて、ここからは梨子さんにバトンタッチします!
【渡邉梨子のプロフィール】
主に絵、デザイン、グラフィック、空間デザインなどが好きです!
将来は空間デザイナーになりたいです◎
元々絵描くのは好きでしたが、バルーンアートをやるのも好きでした!
実は、中二くらいまでは大道芸人になりたいな〜と思ってました。笑
ところで、「カウパレード(cow parade)」ってみなさんご存知ですか?
真っ白な着色されていない牛のオブジェを好きにデザインして展示や販売をして、集まったお金を寄付金とするイベントなんです!
実はニセコで開催された時があって、私もコンペに合格して作品を出したところ、有難いことに採用していただけたんです!ちなみにグッズ化もしていただきました笑
自分の作ったものが誰かに届いて評価されるっていう嬉しさを感じて、そこから自分の絵やデザインの道みたいなものに可能性を感じ始めました!
梨子さんの作品(カウパレード)
2022年、ルーブル美術館での展覧会へ出展!!
そんな私が、大変有難いことにお声がけいただきまして、2022年にフランス/パリのルーブル美術館で行われる展覧会にて、作品を展示させていただけることになりました!
展覧会への出展作品について
本展覧会に、私は…
「卵かけご飯」
の絵を出展しようと思ってます!!
「お寿司もいいな」なんて色々考えていましたが、「卵かけご飯がいい!」という結論に至りました。
「卵」って、そもそもそれ自体が命ですよね。殻を破るとそこから中身(命)が出てくる。それって何かビッグバンに通ずるものがあると思うんです。
構造的には、卵の黄身が惑星で、白身が銀河のようにも思えます。それだけで宇宙を感じてしまいます。
また、卵っていろんな料理にできますよね。それって、変化・進化の象徴だなと思うんです。
それに対して、「白米」は普遍の象徴だと思うんです。
伝統的な食べ物で、食卓にはいつものように出てくるし、食文化の中でずっと変わらず在り続けている。普遍的で当たり前の存在。
実は卵かけご飯って、基本的には日本や韓国の一部の地域で食されている料理なんですよね。海外では、卵は加熱して食べるものとされていて、生では衛生面的に食べないんです。
フランスで作品を出展するという背景もあり、だからこそ日本らしいものをというか、ちょっと異質なものを描けたら面白いんじゃないかな、という思惑もあります。
作品の構想としては、卵かけご飯をベースに、白米サイズの小さい宇宙飛行士を登場させようと思ってます。卵の粘っている部分によじのぼっているような、そんなものが描けたらなと。
ビジュアルで作品を目で見て楽しんでもらいつつ、何らかの意味を込めたいなと思いながらいつも作品を作っています。
最初は詐欺かと思いました。笑
本展覧会への出展は、InstagramのDMで直接いただいたお話なんです。
最初は、参加費用もそれなりにかかるのでどうしようかな、なんて思っていましたし、私がそんな話をいきなりInstagramでいただけるなんて信じられませんでした笑
でも、「やらない後悔より、やって後悔だよな」と思い、展覧会への出展を決心しました。出展される作品は購入が可能なのですが、売れる・売れないよりも「私はここに出展したんだ!」という経験を買おう、そんな気持ちで展覧会に臨もうと思っています。日本や世界で選ばれたとても素敵なアーティストの方と一緒に作品を出せるなんて、なかなかそんな機会はないと思うんです。
それに、私みたいな学生でも展示できるという点にも心を動かされました。この展覧会への出展には様々な可能性を感じています。
ところで、「アオドリ」に参加してみた感想。
私にとってのアオドリとは、クリエイティブを好きな人が、仲間と楽しく追求できる場所だと思っています。クリエイティブを共通項に集まっているので、同じくらい情熱を注ぎながら一緒にクリエイティブと向き合えます。
それでいて、みんな好きなものや分野が違うという多様性があるので、いろんな発見があったり、自分とは違う視点を知ることができます。
また、好きなものについての話や、普段できないようなクリエイティブの深い話などを延々とできます。「それわかる!」と共感したり、「そんな風に考えるんだ!」という発見をしたり。いろんな人がいるからこそですよね。
もちろん恋バナやくだらない話も。笑
直近では、2021年9月に開催されたアオドリ展示会で作品を出展したのですが、そこで見た方から評価をもらえたのが嬉しかったです。
私は展示会をやったことなかったので、経験できて嬉しかったですし、今後に活かせそうだなと思いました。
展示会で展示した作品たち
誰かと好きなものの話をしたり、一緒に作品を作ってみたりしたいなと考えている方には、きっとアオドリはいい「居場所」になると思います!
今回はルーブル美術館での出展ということで、実際に作品を見ていただくことは難しいかもしれませんが、ぜひ応援していただけたら幸いです。
以上、梨子でした!たくさん読んでいただきありがとうございました!
展示会についての記事はこちら
「アオドリとは?」についてはこちら