見出し画像

アオドリ参加のきっかけは、バイトに向かう途中に偶然見かけた『写真展示』だった。 【メトロギャラリー物語】

こんにちは!アオドリです!

今回は、2021年12月〜2022年1月に地下鉄円山公園駅の「メトロギャラリー」での写真展示を偶然見てアオドリに参加したメンバーと、メトロギャラリー展示の発起人メンバーのお話をご紹介しようと思います!

展示が生んだ人の繋がり二人のそれぞれの思いを本記事に記しましたので、ぜひ最後までご覧ください!

【アオドリ参加のきっかけは、偶然見かけた展示だった。】


Ken(t)

Ken(t)(けんと)
北海道出身。2000年生まれ。
デザインとハンネを大学で学んでいる大学生。
デジタルカメラやフィルムカメラで写真を楽しんでいる。

Ken(t)のInstagramはこちら

メトロギャラリーとの出会い

いつものようにバイトに向かう途中、通学路の最寄駅に突然、写真展のような展示が現れて驚いて立ち止まりました。まず、「札幌にこんな写真を撮っている人たちがいるなんて思わなかった!」と驚きました。

この駅は、普段は広告ポスターなどが掲示してあるのですが、ここまで本格的な展示を見るのは初めてで、しばらくそこに立ち止まってしまいました。
よく見ると、展示のキャプションには【撮影者】や【撮影機材】と一緒に【InstagramのQRコード】が記載されていました。

元々写真が好きだった自分は、「これを読み取れば、この人たちの作品をもっと閲覧できるのか!」と思ってスマホをかざしました。


RITARU COFFEE美味しい。

そして、アオドリ参加へ。

最初は「素晴らしい作品を創るカメラマン」としてフォローしていました。
ですが、Instagramの投稿やプロフィールを見ていくうちに、メトロギャラリーのあの展示は「アオドリ」というコミュニティによる企画だと分かり、関心はそちらにも向きました。

InstagramのURLから飛んでnoteを閲覧し、このコミュニティは「個が集まり助け合いながらも高め合っていく居場所で、あのメトロギャラリーはその一つの結晶なんだ!」と分かりました。
普段、デザインや写真を勉強している自分でしたが、制作や撮影は全て一人でやっていたことから、心のどこかで孤独を感じることもありました。

ここに入れば好きなことを話し合ったり、まだ見ぬ人たちの世界を知ることが出来るかもしれません。それは自分にとって勇気の要ることですが、きっと素晴らしく楽しいことだ!と思い至り、応募フォームに書き込みました。

アオドリに入ってみての感想

最初は展示の印象が強くて、「これからあの展示作ったクリエイティブ団体の方々に会うんだ!」みたいな感じで、会うまで結構緊張してました。笑

でも実際に会ってお話ししてみたら、同じ学生であることから会話しやすかったり、アオドリのみなさんの空気感に触れて自分も等身大でいられることができて、次第に安心できました。

円山で写真を撮り歩いたり、カフェでのんびりお話ししたあの時間は、とっても大事な時間になりました。 

カメラでわいわいしている二人。

【メトロギャラリー展示の発起人の想い】

森田です。

森田政美(もりた まさみ)
武蔵野美術大学通信教育課程在学
1998年生まれ O型 てんびん座
好きな作家: 綿矢りさ、乙一

「森たまみ」として創作活動中。
アオドリでは企画・コトバ担当。
2021年3月にアオドリに参加。前回のアオドリ展示会では自身の作品を制作するとともに、展示空間構成やディレクションに携わる。自由人。

森たまみのnoteはこちら

「第一回アオドリ展示会」での出展作品「空」(上)と「アオドリ」(下)
冊子の裏表紙が鳥型に繰り抜かれており、写真に重ねて楽しみます。
こんな風にね。(ちがう)

「SNS時代だからこそ、リアルで誰かに届けたかった。」
メトロギャラリーに込めた思い。

__今って、誰もがSNSで作品を投稿したり発信したりできますよね。

展示をやりたかった理由は「このSNS時代だからこそ、リアルで私たちの作品や想いを誰かに届けたかったから」です。
前回の「第一回アオドリ展示会」を経験し、SNSで巡り会えていない人たちに、もっと届けていきたいなと考えていました。

そんなとき、たまたまメトロギャラリーの存在を知りました。

札幌の地下鉄は年齢問わず、毎日、多くの人が利用します。だからそこで展示ができれば、偶然の出会いによって、これまで繋がることができなかった人たちに届けられるんじゃないかな、って思いました。

__SNSって実は、自分が見たいものしか見られなかったりしますからね。だから偶然っていうのは起こりにくいのかもしれません。

それに、リアルでの展示って、作品に質量が宿るんですよね。手で触れることができて、自分たちの作品が、そこに存在することを実感できるんです。そういった経験を、アオドリのクリエイターがもっとできるようにしたかったんです。

今では作品の発信はSNSがメインになっているけれど、こうしてリアルに展示を行い新鮮な体験をすることで、より作品の幅を広げることにも繋がると思っています。

撤収中。

Ken(t)がアオドリに参加してくれて。

そんな私たちの思いを込めた展示が、実際にKen(t)くんに届いて、さらにそこからアオドリに応募して参加までしてくれて、すごく嬉しかったです。

バイトに向かう途中にたまたま展示を見てくれて、そこからと出会ってアオドリの仲間になるなんて、本当に奇跡みたいな話ですよね。これはきっと、リアルの展示だからこそ生まれた、本当に偶然の出会いなんだなと感じています。

また、彼以外にも「展示見たよ!」「素敵でした!」って言ってくれた方々や、Instagramのストーリーに載せてくれた方々もいらっしゃって、きっと私が思い描いていた以上にたくさんの方に届いてくれたのかなと思ってます。

はがす時、少しさびしい。

続けていくことに意味がある。

そして、こうした展示を一度きりではなく、継続的にやっていかなければいけないと思っています。

クリエイターがもっと活躍できる機会を作っていくことで、彼らがその経験から新たな表現方法を見つけたり、それらをたくさんの人に届けることができます。

また、実際に手に取れる形として残していくことの苦労や尊さを経験することで、自分の作品に対しての価値観がきっと変わってくるんじゃないかと考えています。

アオドリのような、人の集うコミュニティでやっているからこそできることって、あると思うんです。
展示にしても、一人でやるとなると、なかなか大変です。でも、みんなが知識を集めて、力を合わせて制作し、協力して準備すれば、いろんな人が展示に挑戦できる。もちろん簡単に、とはいきませんけどね。笑

「作品を展示する」ってハードルが高く感じるかもしれないですが、みんなで、やったら意外とできちゃうんだよって。それって素敵ですよね。そういうとき、コミュニティっていいな。って思います。

こうしたアオドリの活動はこれからも残していきたいですし、繰り返すことで、経験が活きて次に繋がっていくと思っています。そんな風に続けていけば、いろんなところで偶然の出会いが生まれ、時々、今回のような奇跡が起きたり、また誰かが表現に挑戦するきっかけにもなり得る。

もっと仲間を見つけて、展示を含むアオドリでの活動をみんなで楽しみながらできたら、幸せですね。


Taisei & 政美

いかがでしたでしょうか?
このnoteでは、アオドリに関する様々な情報を発信しております!
ぜひ"スキ" とフォローをよろしくお願いいたします!

本記事編集者: Taisei Yamada(アオドリ代表)


いいなと思ったら応援しよう!