根っこが生えないために

本日は、各種お買い物、用事を済ませるために、結構な時間と距離を歩いていた青鳥(あおどり)なのです。
夏じゃないから、汗ばみはしないのです。
だからこの季節は歩くのに丁度いいのです。

そんな一日、なのですが。
今日はどうしても買おう、という気になったので、お値段以上のあのお店に行ったのです。

もうすぐ寒くなるのです。
一応、東京でも、らしいのです。
何せ、10月にはまだ東京生活スタートしていないので、わからないのです。
でも、寒くなるのはわかっている。

そして、愛用の100均で買った座布団は薄くなったのです。
元々が薄いのに、完全に体重で薄くなったのです。仕方ない、重さはある鳥類ですもの。
これで新しい冬は戦えない、そう考えていたのです。

どーしよーかなー。買っちゃうかなー。
でも、100均のはすぐ薄くなるしなあ。

と、悩んでいたところ。
商店街の中にそんなお店はないのです。布団屋さんはあるけれども。
大きなスーパーもあるけれども、ファブリック関係は弱い。
大きなホームセンターもない。
ここは、陸の孤島?
仮にも東京の端っこ、こんなに求めるお店がないとは、びっくりなのです。
なんだったら、隣街のほうが栄えているしなー、なのです。

そんな時に思い出したあのお店。
行くのです。
売り場をウロウロして見つけた座布団コーナー。
ちょっと大きめで厚みがあって、なんてあるかなー。

あった。

さすがはお値段以上のあのお店、抜かりない商品展開なのです。
冬用のもこもこシーツや軽めの毛布を物色しつつ、目的の大きめ座布団、GETなのです。

たかが座布団ひとつにこんなに時間かけて、と思われるのです。
確かに、すぐに買ってしまえばいいのです。

が、嫌なのです。

おへやを快適空間にするつもりはないのです。
出来たら、不自由なままでいたいのです。
快適にすると、そこの場所から移動する気が失せてしまうのです。
ぬるま湯は全てのやる気を削ぎ落とさせるのです。

と、いう理由をつけて、今日も快適とはほど遠い日常を送る青鳥なのです。

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