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北部はアオザイ 南部はアオヤイ
ベトナムの民族衣装と言えば
そう「アオザイ」
![](https://assets.st-note.com/img/1735285305-2nEv3duMZR7wcPlL1Qx8JWbq.jpg?width=1200)
体にぴったりとフィットさせて着るアオザイは女性の美しさを引き出してくれる服
ちなみに女性のアオザイが有名ですが、男性用もしっかりある
でも男性用は結婚式ぐらいでしか着ないのが特徴かも
ホーチミンを中心とした南部では「アオヤイ」と発音
(ベトナム語も南部と北部ではかなり違う)
私は南部に住んでいたので、アオヤイという癖がついてますが、ここではアオザイで通します。
このアオザイが好きなので、ベトナムで働いてみよ!って思った私なのでアオザイを3着ほど作りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735285453-RHNrobFCivz79fD5aZBGjYnW.jpg)
価格はピンキリ、田舎で作ればオーダーメイドでも当時20万ドン(1000円ぐらい)でした。
結婚式用とか高価なアオザイを作ったときは200万ドンぐらいしたかなあ
(そのアオザイはなんと、自転車にひっかけて破ってしまった・・)
アオザイを着て町を歩くと決まって
「Ao dai dep」(アオザイ似合ってる、きれいだよ!)
っと玄関先で野菜を切っていたおばあちゃんがほめてくれたり
朝ごはんに買っていたバインミーの屋台のおじさんがめっちゃ笑顔になってくれたりして、うれしかったなあ
ベトナム人って、良くも悪くも素直であまりお世辞を言わないから、褒めてるのが本当に分かって(^^♪ 本当にきれいだと思ってくれてるのが伝わりました。
(その分、似合ってなかったりするとそれもはっきり言われる。ひどいときは大笑いされる。)
アオザイを着る場面、着てる人
アオザイはいつ着ても良かったけど、長いシャツが結構邪魔で動きにくいからやっぱり着るときと言ったら
結婚式
学校の制服
官公庁で働く人の制服
キャビンアテンダントさんの制服
その他式典
といった場面でした。
ちなみに有名な白いアオザイは「女子学生」の制服として使われることが多いですね!
あなた!それおばあちゃんの色だからだめ!
私は個人的にシックな色が好きで、黒、紺のアオザイを作りたいと思って友達に相談したら
「それはおばあちゃんの色、若いんだからもっとかわいい色で!絶対だめ!」
っと言われたことがありました。
ベトナム人は総じて赤やオレンジなんかの明るい色を好む傾向があって、
若い女性が黒のアオザイを着るというのはあり得ないらしく
シックでかっこいい黒いアオザイを着たいという私の望みはばっさり切り捨てられちゃいましたん('ω')ノ
もうちょっとおばあちゃんになったら、黒いアオザイを作りに行こうかと思ってます。
日本人には明るすぎるんじゃないかと思う色でもベトナムでは全然ありなので、10代から20代の方がアオザイを作るときは明るい色で作ってみてくださいね