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小説の書き方_プロットの苦手な私の付箋を使ったエピソード再構成のススメ

こんばんは、碧木です。
2023年2月25日より「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」という小説を書いています。

毎週末お届けしている近況ノート、今日のテーマは「小説の書き方_プロットの苦手な私の付箋を使ったエピソード再構成のススメ」です。
小説のエピソードを1年半で55話積み上げて来たことで、物語は新しい展開を迎えています。
しかし、執筆開始当初から微調整が走っていたりと物語の構成のアップデートが必要に・・・!そんな時に私が実践している付箋を使ったエピソードの再構成についてお伝えします!


それでは行ってみましょう!
※※以下はネタバレを含みますので、ネタバレを避けたい方は先に本編をご覧ください※※

そもそも前提として・・・

皆様も小説を書き始める際に筋書きを作成すると思います。物語のいつ頃にこんなエピソードを持ってきたいというガイドラインのようなものです。
小説を書き進めていくと、「あれ?どうやってこのエピソードに繋げるんだっけ?」「書きたいエピソード同士が上手く繋がらない!」と言った事象が発生することがあります。

私は以前からお伝えさせて頂いているようにプロットを書くことが圧倒的に苦手で、物語を書けなくなってしまう性質があります。
そんな、私が迷子になってしまった際に実践しているのが、付箋を使ったストーリーラインの調整です。

付箋を使った再構成のやり方

①紙に執筆したい物語の時期や場面を書く

種類は何でも良いのですが、紙に執筆したい物語の時期や場面を一番上に書きます。
私は今回「8月・9月・10月・11月」で実践しました。
どの月にどのくらいのエピソードが盛り込まれるか、始める際は分からないので、1ページに一月くらいのイメージで良いかと思います。
※今回私は1ページに二月ずつにしたところ、ギチギチになってしまったので、1ページに一月を推奨します・・・!
具体的な月が決まってない場合には、場面ペースでも良いと思います。
私の作品で言えば「入学式・遠足・体育祭・東櫻大学100周年記念祭」のようなイメージです。

②絶対に書きたいエピソードを付箋に書く

次に該当の月・場面で書くことが絶対に決まっているエピソードを書いていきます。
「8月・9月・10月・11月」で例を上げてしまうと盛大なネタバレになってしまうので(笑)、「4月・5月」で例に上げると以下です。

4月
・永遠・柊・眞白が駒葉高校に入学する
・入学式の日に事件が発生し、柊が疑われる
・遠足で柊が永遠を助ける
・永遠覚醒

5月
・教育実習で入江がやって来る

③書きたいエピソードと書きたいエピソードの間に繋ぐエピソードを考える

この状態だと繋ぐエピソードがないと急展開になってしまうので、間のエピソードを新しい付箋で考えていきます。

4月
・永遠・柊・眞白が駒葉高校に入学する
・入学式の日に事件が発生し、柊が疑われる
  ・柊が”仕事”をしているシーン
  ・大石によって駒葉七中での柊の様子が伝えられる
・遠足で柊が永遠を助ける
  ・本部について永遠が知る
  ・冴木と出会う

5月
・教育実習で入江がやって来る
・永遠覚醒
  ・永遠の妹が襲撃される
  ・白虎と邂逅

最初の段階では永遠の覚醒は遠足の時でしたが、物語の展開を検討して今のストーリーに着地しました。このような形で書きたいエピソードの順番をこの段階で入れ替えたりしながら、違和感がないかを検討していきます。

ちなみに「8月・9月・10月・11月」を検討している際に大きなエピソードの登場順を入れ替えました・・・!
どのエピソードを入れ替えたのかは、いずれネタバレ回でお伝えしたいと思っています・・・!

実際にやったものはこんな感じです・・・!
文字はぼやかしましたので、ぜひ本編をお楽しみ頂けますと嬉しいです・・・!

最後に・・・

本日も読んでくださり、ありがとうございました。
私が書いている平安時代の転生者✕現代日本のバトルファンタジー小説「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」にも興味を持って頂けたら嬉しいです...!
よろしくお願いします。

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