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わたしがお茶で起業するまでの話|辻せりか

こんにちは。AOBEAT代表の辻です。

最近、AOBEATの代表として取材やインタビューを受けることが増えてきました。
その中でよく「どうしてお茶の仕事を始めようとおもったのですか?」と聞かれるので、今日は起業に踏み切るまでのお話しをしてみようと思います。

旅行会社から突然、出向になった

お茶の仕事を始める前、自分は大手旅行会社に勤めていました。
そして在職中に、たまたま静岡県中部エリアの観光まちづくり組織に出向することになり、静岡の地域観光開発に携わることになりました。

旅行会社に勤めていた時には、法人営業や教育営業で企画〜添乗することを担務としていたので、お客様をどこかに連れていく仕事がメインでした。

なので、あまり地域に目を向けて仕事をすることがなかったし、社会人になってから静岡の中部エリアにいることがほとんどなかったので、観光開発の仕事は新鮮なことばかりでした。

その仕事を通じて、静岡には面白い大人がいっぱいいることが知れたし、あまり好きではなかった自分の生まれた地域のことを、好きになったなと思います。

出向時に携わった事業
MANAVIVA!
茶の間をはじめとするお茶の事業

お茶農家さんたちとの出会い

なかでも、静岡の茶農家さんたちとの出会いは印象的でした。

静岡ならではだと思いますが、お茶はずーっと身近にある、当たり前のような存在だったので、興味の対象として全くみておらず、関心が特にありませんでした。

ところが、農家さんにふと出してもらったお茶がびっくりするぐらい美味しかった。結構、衝撃でした。

自分はそのことをきっかけに、お茶に興味を持つようになりました。

お茶で起業することに決めた理由

農家さんたちと話をする中で、お茶業界の現状がよくわかってきました。

・茶業界ではリーフ消費が減っていること
・単価も下がり、後継ぎがおらず、茶畑も減っていること

それは地域にとって課題だなと思いますし、
何より、農家さんたちが何年も時を重ね、
哲学を持ってつくってきた、
本当に美味しいお茶が売れないことに疑問を感じるし、
もしいつか世の中からなくなり、飲めなくなったりしたら悲しい。


なので、「もっと本格的にお茶の事業をやろう!」と思いました。
そして、出向先の仲間たちと企業に踏み切りました。

正直、大きな企業をやめて起業を決断するには勇気が要りました。

でも、わたしには仲間がいたので、
仲間のおかげで勇気のいる決断ができたのだと思います。

おわりに

今、お茶の事業をやっていく中で「やっぱりお茶ってすごく可能性あるなぁ」と改めて思っていて、そういう仕事ができるのはとても嬉しいことだなと思います。

これからも、ワクワクするニュースを世の中に出していきたいと思います。
あ、またAOBEATが何かやってるな〜!と、
気にしていただけると嬉しいです。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。