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興味を持つということ|鈴木杏佳
こんにちは。AOBEATの鈴木杏佳です。
今日は、私がお茶に対するイメージが変わった話をしようと思います。
興味を持つって案外難しいと思うんです
学生時代「人に興味ないでしょ〜」と友人たちに何度か言われたことがあります。
振り返ると、この人すごい!もっと知りたい!という人やモノ・コトに出会ってこなかったからかなと思います。
観光協会時代、お茶の仕事をするようになって、最初は「お茶かぁ。お茶で人が動くかな?」と心のどこかで思っていました。
私のなかでのお茶のイメージや考え
・お茶は普段から飲んでるし、変わり映えしない
→真夏でも熱々のお茶を急須で淹れて飲むのが日課でした。
お茶を飲まないと落ち着かない、実家では誰かしらお茶を淹れて3食+テレビを見ている時、勉強している時など、常にお茶が近くにありました。
・お茶が美味しくないと、がっかりする
→和食屋さんやお蕎麦屋さんで出されるお茶が、薄かったりお茶の味が感じられないと、残念です。
一番がっかりしたのは、何かの記念でもらったお茶(500gの大パック)が美味しくなかったこと。今でも覚えているので、相当がっかりしたんでしょう。この量をどう消費しよう・・と。
180度お茶へのイメージが変わった
「茶の間」の仕事をするようになって、出会ってきた茶農家さんは、皆、
お茶へのこだわりと向き合っている時間がとても長いすごい方々ばかりです。
「すごい」と一言で言うには、申し訳ないですが、
ある茶農家さんは「俺はお茶のことだけ考えてれば幸せなんだ」と楽しげに語ってくれました。
私が、「たまには、旅行に行ったり出かけたりしたくならないですか?」と聞くと、「あんまり興味ないんだよね」と。
また、ある茶農家さんは、「お茶は、誰かのために淹れるもの。自分のために淹れるのは面倒でも、誰かのために振る舞うとそれはもてなしに変わる」
そう言って丁寧に淹れられたお茶は、これまでのお茶のイメージとはまるで違う、思わず浸ってしまう味わいでした。
これまでただ「飲み物」としてのお茶が好きだった私ですが、
色々な品種、淹れ方・温度の違いによって丁寧に時間をかけて淹れられたお茶は、「このお茶より、こっちの方が好きかも」と探究心をくすぐられる瞬間でした。
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自分ができることから
最近オープンしたティースタンドに立ちながら、お客様の「おいしい!」と言う一言は、本当に嬉しくなります。
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茶農家さんのような所作にはまだ程遠いですが、
少しずつお客さんのお茶の好みを聞きながら勧めたり、
その人のことを思って丁寧に淹れたり、
お茶の奥深く、おいしい、楽しい世界を広めていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。