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どんな姿
「烏滸がましい」の「烏滸」とはなんだろう。と文字をみて思った。今はWeb検索があって便利だ。前なら辞典をくりくり、繰らなくてはいけないところ。
どうして烏なんだろう。鳥の仲間とか関係あるのかなあ。と思ってWikipediaを見ると、記紀にも登場する物なのだそうだ。滑稽な物、騒がしいものをいうようで、中国の後漢時代まで遡り「騒がしいうるさい」というニュアンスで烏の文字が当てられているようだ。直接鳥関連じゃなかった。
Wikipediaによれば、散楽や猿楽に登場する滑稽な仕草や物まねを含んだ歌舞や人物のことらしい。「烏滸な人」という使い方もできるようだ。
そういえばそういうの聞いたことがあるような・・・まあすぐ忘れちゃうからその都度「なんだっけー」と調べて「へー」と思う。
散楽時代の烏滸はどんな姿だったのだろうかと思うけれど、資料を見つけられない。Wikipediaによれば鎌倉時代の姿はわたしもみたことがある絵巻の中にあるものなのだという。こうなると本当に人なんだな。苦手絵巻の「放屁合戦絵巻」かあ。あれ、苦手なんだけど。あれが烏滸かあ。烏滸やだな。鳥獣戯画にもあるそうなので、多分人間編の部分にあるんだな。
トップの写真は「豊稔」
秋といえば実りの季節。この時期はまだ暖かく、秋の豊かさといったものが表現されることが多い。
道明製に氷餅うっすらと色がさしてあり、その上に実った稲の焼印。老松のさりげない甘さのお菓子。
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