いろんな後ろの音
毎週、「光る君へ」を楽しみに見ている。
装束とか儀式とか、この間は本作りをなぜか結構時間をかけて見せてくれて、嬉しかった。
そして、NHKは割とそうなのだけれど、後ろで鳥の声が結構聞こえる。今週はどんな鳥が音で登場するかな、と思ってそれも楽しみに見ている。
「鎌倉殿」の場合は不穏なことが多かったからか、不穏イコールヒヨドリでよく場面転換の最後にヒヨドリが出てきていて、少しヒヨドリが可哀想だったけれど(NHKはヒヨドリがお好き)、今回はシジュウカラ(NHKはシジュウカラもお好き)、イカル、ヤマガラなど、もちろんカラスも出てくる。ハシボソカラスかな。
主人公が幼い頃、源氏物語の紫の上のように、「いぬきがスズメを逃しつる」みたいな体験をした時の鳥はヤマガラのようだ。
ヤマガラは人に慣れて、昔は芸を仕込んで縁日で見せたりしたぐらいだから飼えるのだろうけれど、可哀想だから逃げたいものは逃がしてやった方がいいぞ、主人公よ、私もその少年とおなじ気持ちだ!と見ていて思った。
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