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冬至かぼちゃ

冬至の日は柚子湯。
ちっちゃい柚子をどさーっと入れて、1つだけ普通の大きさの柚子を入れた。

廊下も階段も柚子の香り。

夕飯にはかぼちゃが出た。冬が至って折り返し。今がその時期だなんてなかなか思えないけれど、これから寒い日々を乗り越えていくには、暖かい色の食べ物の力を体の中に入れておきたいということなのだろう。

お風呂に入れるのは柚子が一番いい香り。しょうぶ湯も好きだけれど、とても良い香りがする時と、そうでないときがある。あれはどういう違いなのだろう。

昨日読んでいた本には、蝋梅や水仙をお風呂に入れる「花湯」を楽しんでいると書いてあった。
花をお風呂に入れる発想はあまりなかったなと思う。
バラ風呂なんかはあるか。
そういえば、これも以前読んだ本に、きれいな花を飾っていて、花がだめになり始めても美しい花弁が惜しいと思ってお風呂に入れたら、あまりうまくいかなかったと書いてあったっけ。バラの花びらを浮かべてバラの香りはするものなのだろうか。

昨日読んだ「花湯」をしているという随筆では、落ちた椿の花や食べるための菜の花の花部分、若楓、紅葉と香りがしないものも浮かべると書いてあった。楽しいから、なのだろう。

お湯でくったりして見苦しくなるのではないか、と心配してあまり花やはっぱを湯船に入れようとは思わないけれど、そうでもないのだろうか。


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するすみ
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