映画宣伝マンの自粛期間の自己研鑽/webイベントを実施して経験値を上げる(打席に立つ)

●映画宣伝マンの近況

私は、普段は映画配給会社さんから映画作品をお預かりして宣伝プロデューサーという立場で宣伝にまつわる全てのオペレーションをする仕事をしています。宣伝コンセプト作成、ポスター、予告編、HPの制作ディレクション、デザイナー、パブリシストのアサイン、イベント立案、運営、宣伝予算管理、スケジュール管理、宣伝進捗の分析等々。今は、映画館をはじめ、撮影など全ての動きが止まっているので在宅で業務中です。

●非対面でのオンライン上のコミュニケーション

映画業界に限らず今、皆さんはメール、電話、zoomなどのビデオ会議ツールを使ってやりとりがメインになってきてるのではないかなと思います。

特に、ビデオ会議ツールはここ3週間ほど自分なりに検証してみましたが状況に応じて使い分けることにしました。ちなみに、zoom飲みのような宅飲みは2回ほど実施してすぐに飽きてしまいました。今は、会議、対話、イベントでひたすら運用しています。(詳細についてはいろんなサイトで紹介されてるのでそちらにお任せします。)

所感としては、zoomは人数が多い場合。社内だと、meet(googlehangout)、たまに、skype、2人〜4人だとLINEビデオ通話。皆さんは何をお使いでしょうか?zoomについては実際にいじくりながらリテラシーを上げております。

●zoomのポイント

・セキュリティー:使用者の急増に伴い、かなり槍玉に上げられその結果、現在急速に強化されているようです。いい面、悪い面があると思いますが汎用性という意味で学校教育、行政でも使用されているケースが増えてます。

・制限:無料版ですと3人以上になると40分という制限がつきます。たまに時間延長のプレゼンとがつく場合があります。私は、有料版のpro版を採用しているので時間制限はなくなりました。

・参加人数は100名までいけますが、同時に話すのは3人くらいが限度かなと思いました。

●会議以外のイベントで利用する場合のポイント

これまで、20名〜70名規模のzoomを使用した記者会見、座談会をホストとして3回実施しました。10名以下の会議はほぼ毎日。

参加フローとしては、

イベント作成アプリPeatixでイベントを立ち上げ募集→zoomURLの配布

という流れでやっております。顔見知りだけの会議とは違うので下記の点を注意しました。

・Peatixでの共同運営者のアサイン(←すごく大事)
→参加者へのケアー(質問や、随時参加される方へのパスワード送信など)

・zoomでの共同ホストアサイン(←もっと大事!)
これは有料版のみの仕様のようですが、可能であれば共同ホストがいた方がいいです。
→イベント中にPCがダウンするした場合のバックアップ用
→イベント中に途中参加してくる方の入室許可、チャットに流れてくる質問などのピックアップなど。自分は、登壇者とのトークに徹する。

・ネット回線はできれば有線LANを。

・zoomの会議設定
これはイベントによりけりなんですが、事前登録設定をするかどうか、パスワード設定をするかなど。私は、Peatixで参加者さまの把握をするのでzoomの事前登録設定は最近はしてません。また、録画もできますので、そのデータをzoomのクラウドにUPするか自分のPCにするか選べます。

このへんは、すごく地味で当たり前なんですが、大勢の人数を呼び込んで実施する場合は、すごく大事かなと思ってます。

今、いろんな映画人とオンライン対談セッションをたくさんやっていき、映画宣伝手法のアップデートをしていきたいと思ってます。

億劫で大変ですが、打席に立ってバットを振った方がwebで調べるより経験値が強化されます。(webの情報は必要な情報もありますが、高度でいらない情報もあるので、実験した方が早いです。)

「自粛実験室」で皆さんも色々試してみてください!

また、ラジアオというラジオもやってますのでお時間あるときに寝落ち用に聞いてみてください。


また、アクセス数は少ないですがコンスタントにUPしていたら徐々に上がってきました。少し嬉しい。

スクリーンショット 2020-05-02 23.51.55

では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?