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くつしたのはなし

「朝晩だいぶ涼しくなりましたね〜」

最近のあいさつは、もっぱらこれ。
セミの声もしずまり、しっかりと秋の気配を感じた9月末。
冷え性のわたしは、さっそく冬用のくつしたを準備した。

夏でもくつしたは欠かせない。
なぜなら足先が冷えるとすぐにお腹にくる。
夏が過ぎると、足先だけでなく足首もガードしなければ、すぐ体調を崩してしまうのだ。

今回は、
秋の気配が漂うにつれ存在感を増している、くつしたの話。


くつしたの穴から見えるもの

子どもの頃、つま先がしょっちゅうやぶれていた。
運動靴や上履きが小さくなっても、すぐに新しいものは買ってもらえず、キリのよい新学期まで待たされた。
足に合わない靴だと、くつしたは、つま先からダメになる。
親指が出てくるほど大きく広がった穴を、片方の足を重ねてごまかし、家に帰って繕っていたのを思い出す。

40半ばの現在は、かかとがダメになる。
ふと見ると、かかとがスケスケ肌色状態。誰かのお宅に上がったときに気づいて恥ずかしい思いをする。
なにせ、大根おろせそうなくらい、ガサガサなかかとだもの。くつしたを長く履くためにも日々のケアが必要なお年頃になったってこと。

娘は足の裏の指の根本の部分(中足骨頭部というらしい)ばかり穴があく。自分は、そんな場所に穴ができたことはなかったので驚く。体重のかけ方が不自然なのではないかと心配だ。

調べてみたら、以下の記事を見つけた。
やはりくつしたの穴の位置は体の不調を示すきっかけになっているらしい。
娘の穴の位置だと外反母趾の可能性ありとのこと。

わんぱく息子は、気がつけば親指やかかとがまるごと飛び出している。くつした云々の前に、靴自体にもすぐ穴があく。単純に激しい摩擦によるものでママ友の間でも共通する男の子あるあるだ。


丈夫で厚めのくつしたが好き

冬場は2枚3枚と重ねばきしていたが、ここ数年は丈夫でぶ厚いものを履くようになった。
なかでもお気に入りは登山用ソックス。

厚みがあって保温性は抜群な上に、湿度を放出する機能もあって、むれにくい。
さらに防臭効果もある。クッション性が高いので足の疲労感も軽減される。とにかく快適。

普通のくつしたに比べたら当然割高だけど、毛玉になりにくいし丈夫で穴もあかない。(ただ、履き続けてクッション性が落ちたものは登山用としての使用は控えた方がいいとのこと)
最初に買ったモンベルのトレッキングソックスは、今年で4年目になるが、まだまだ履けそう。

ヒールやパンプスを履くような人には難しいかもしれないけれど、冷え性や足の疲れでお悩みの人にはぜひおすすめ♪ ただ、厚みがあり過ぎると靴のサイズをワンサイズあげる必要はあるかも…。


小さなプレゼント

くつしたのデザインってかわいいものが多い。
気心知れた友だちや、家族へ、
ちょっとした贈り物として、くつしたを選ぶことがある。

自分の子どもが赤ちゃんのとき、くつしたをプレゼントされると嬉しかった。
ベビー用のくつした、小さくてそこにあるだけでかわいい。
自分ではあまり買わなかったかわいいデザインや、ビビッドな色のもの。

赤ちゃん抱っこしていると足をバタバタさせるから、くつしたがよく目に入って嬉しさがずっと続く。

ぶらぶらと街へ買い物にでかけたけれど収穫がない…
そんなときは、自分のためにくつしたを1足買って帰る。
それだけで少し満ち足りてあったかい気持ちで帰路に着くことができる。
自分への小さなプレゼント。



以上、私の個人的なくつしたのはなしをいくつか書いてみました。
みなさんは、くつしたというとどんなことが思い浮かぶでしょうか?



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