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キッチン瞑想の提案

ことりよりも早く起きるようになって、
もうかれこれ5年になる。

きっかけは、ダークな過去だが、
ダークからライトな現実にシフトしてからも、
早起きのリズムに慣れたカラダと、
「平静なじぶん時間」の確保のために、
早起きは続いている。

娘を起こすまでの貴重な2時間ほどの時間。

半分は、朝の家事あれこれとお弁当作り。
もう半分が、「じぶん時間」。

順番は、決まっていない。
その日の見込まれる作業量と気分の兼ね合い。

「じぶん時間」は自分を整えたり、
書き物したり、
パソコン相手が多いけれども、

キッチンに立っている時間、
包丁を握っている時間も、
わたしにとっては
自分を整えるための「じぶん時間」なんだと
改めて気づいた。

たいてい、
この何かを作っている時間に、
あれこれ、ぽんっとあたまにやってくる。
降りてくる。

忘れちゃいけないこととか、
ぼんやり浮かせておいたアイディアのもととか。

野菜とまっすぐに向き合って、
包丁を入れるとき。

静かな気持ちで、
お鍋の中のものを混ぜるとき。

まな板の横にいつも置いている、
カップに入ったあたたかいお茶を、合間に飲むとき。

しゅっと、あたまをかすめる。

すぐにメモしないと
すぐに消えてしまう。

そんな流れる雲をつかむような一瞬。

窓から、ようやく涼しくなった空気が入ってくる。
空が白みはじめて、
東の空がピンク色になってくる。

まだ街のほとんどは眠っていて、
動物たちも眠っていて、
木々も朝露を浴びたままじっとしてる。

そんな静かなはじまりの時間が、
わたしの瞑想、今ここなのかもしれない。


早起き、キッチン瞑想、オススメです♡





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