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わたしとあなたはわたしたち

昨日、ネイティブアメリカンの学びつながりの
魂友(たまとも=たましいでつながるともだち)と
火を囲むように輪を囲んでいて、
なんだか、急に思い出した。

「わたし、あなた、わたし、あなた、
 わたしとあなたはわたしたち」

娘が幼稚園生のときに、
なんどもなんどもくりかえしくりかえし、
毎週一回の音楽のクラスで、3年間!!

今思えば、まるで魂に刻むかのように行われた手遊び。
とても単調なくりかえし。

ひとりひとつずつ持っているお手玉。
それを、ことばとあうんのリズムに合わせておとなりのひとへ。
おとなりのひとからまわってくるお手玉を
「わたし」を通しておとなりの人へ。

ゆっくり、じっくり、
右のひとと、左のひとを感じながら、
「わたし」を通って、ひたすらに、
ことばとリズムに合わせてまわしていく動作。

「わたし、あなた、わたし、あなた、
 わたしとあなたはわたしたち」
ひたすらにひたすらに、このくりかえし。
なんどもなんども。
「わたし、あなた、わたし、あなた、
 わたしとあなたはわたしたち」

わたし。
唯一無二のわたし。

あなた。
唯一無二のあなた。

わたしとあなた。
個と個。相手との距離感。境界。尊重。

わたしとあなたは、
わたしと他人という意味だけではなくて、
わたし以外のひと、生きとし生けるものはみんなあなたで、
わたしとあなたは互いに作用しあっている、関わり合っている、
相関しあっている「ひとつ」なんだっていうことなのかもしれない。

と、いまさらに思う。

ユニークであり、インディビジュアルに尊重される個と
コミュニティー共同体としての個。
そのどちらも、わたしの側面で、わたしの一部。

先生の個性がものすごい幼稚園だったけれども(笑)、
よくよく気づけば、
子どもだけでなく親の魂にも染み込んだなんたるやは、
すごいことを伝えていたんだな…





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