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女子会とさよならした日

25歳から28歳頃、
とにかく女子会を頻繁にしていました。

誕生日を互いにお祝いし合ったり、
オシャレ女子会でお高めランチを食べたりして、
そんな様子を頻繁にInstagramにもアップすることが周りの友達の中でも当たり前に流行っていたように思います。


大体、女子会で話す内容は
いつも変わらなくて、
誰が別れたとか付き合ったとか、
結婚したとか、、とにかく人の噂話。

四人くらいで集まってはスパークリングワインでオシャレに乾杯をして、当時年収300万ほどのOLには全く見合っていないお高めオシャレランチ。

ただでさえ生活費が苦しいのに
そこから順番に来る誕生日プレゼント交換!

もちろん用意するのは
見栄えのする少しミーハーが喜びそうなもの。

Diorの化粧品とか、
リファのブラシとか、
バカラのグラスとか、
フェラガモのピアスとか、
色々なものをプレゼントしてきました。


華やかなInstagramの裏では、
外見ばかり気にして
みんな全く現実を見ていない。

お金なんてないのに節約も全くできず、
自分が月給よりも支出が多くなっても
見てみぬふりをしては、華やかな生活を送る日々。

よく考えてみたときに、自炊をして、節約をして、本当の意味で自立した女性は私の周りにはいませんでした…

私もそんな女性の一人でした。

見た目は美人で華やかで男性からモテるだろうなと思う女性でも中身は空っぽの女性ばかり

女子会は華やかで楽しいけれど、
28歳になった私はようやく現実の自分と向き合い、高い金を払ったり噂話をしたりしている女子会をしている場合ではないと思ったのです。

今まで女子会を続けてきた友達に嫌われてしまうかもしれないと思う覚悟で、、
いつものように自分の誕生日をみんなが祝ってくれるターンがきたときにみんにこう告げました。

「もう何回も誕生日お祝いしてもらってるから今年はお祝いしてもらわなくて大丈夫!次は私が結婚できたときにでもお祝いしてくれると嬉しい」


この日ついに私は女子会とさよならできました。結果このさよならがとても良い方向に行くことになるのです。

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