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東京女子図鑑を見て思った東京に住む女子のリアルについて

東京女子図鑑を見ると、まさに東京の女子のリアルについて鮮明に描かれているドラマだなと感じる。

かつて田舎から東京に上京し、はじめはチェーン店のファーストキッチンや原宿にある有名な代々木公園も知らなかった私も、東京という街を知っていく中でいつのまにかジョエルロブションやハリーウィンストンの指輪に憧れを抱くようなお高め女子になりきっていた。

西麻布にある会員制バーや、タワーマンションで行われる年収1500万円以上の男性しかいない婚活パーティー、モンクレールのダウン、セリーヌのバック、自分のプライベートでの経験が重なると同時に、自分の収入は全く上がっていないのに不思議と生活水準が上がっていった。

付き合う相手や出会う人も、どんどん年収が上がってエリートばかりになっていった。きっと東京には、そんな女子が数えきれないほどいるのだと思わせてくれる東京女子図鑑。

私の周りには未だに現実から目を背けて、結婚できない友達が数多くいる。心の奥底では、本当の自分と求めるもののギャップに違和感を感じながら、後戻りできずにエリートの年収1000万以上の結婚相手を探し求める。

唯一、私は、そんな生活を繰り返していく中で傷つくことや苦しいと思う出来事も多く、本当の自分、ありのままの自分とはどんな人間なのかと途中で現実逃避せずに向き合うことができた。

自分が本当に幸せになるためにはどのような人と出会い、どんな暮らしをしていくべきかを考えていくことで、今まで目を背けてきた現実を知ることができ、小さな幸せにも気づける人間に変わることができた。

東京女子図鑑を見ていると昔の自分を思い出す。
そして、今だに幸せを求めている人に気づいてほしいと思ってしまう。

お金や華やかな世界だけではなく、
どこにでも幸せは転がっているということ。

小さな幸せに気づけない人は、どんなにお金持ちの男と一緒になっても満たされることはないということ。

お金よりも、見栄よりも、もっと大事なものがたくさんあるということ。

久しぶりにそんな過去の自分を思い出すことになった
東京女子図鑑というドラマ。

ぜひ、みなさんにも観てもらいたいと思ってしまいました。




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