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恋愛依存、ダメ男好きだった私でも幸せな結婚ができた理由

好きになる人や惹かれ合う人がいつもダメ男ばかりだった私。

高校生で3年付き合った彼氏は平気で浮気するような人で、大学生で出会った人は自分の思い通りに支配するようなモラハラ男、その後出会う人も半グレのような喧嘩で警察沙汰になるような人でお酒を飲むと人が変わってしまう人でした。


他にも良い感じでデートを重ねてた人が既婚者で嘘つかれていたこともあったし、

平気で私に嘘をついて元カノとこっそり関係をもってた人もいました。


私の男運ほど悪いものはなくて、昔から友達に「どうやったらそんなダメ男と出会えるの?」と驚かれるくらいに、自分を傷つける相手ばかりと恋愛をしてきました。

私も、当時はこんな苦しい恋愛からはやく抜け出したいとは思っていても、ようやく別れられて新しく恋する相手はいつも似たようなダメ男ばかり。

エンドレスに続く恋愛無限ループにうんざりする日々を送っていました。

そんな恋愛でいつもボロボロに傷つけられている私を心配した友達が「一回カウンセリングとか行ってみたら?」と声をかけてくれました。

最初は、カウンセリングなんてずっとバカバカしいと思っていたし、恋愛話をカウンセラーに話をするだけで高いお金を払うのが嫌だなと思いました。

どうせカウンセリングにいっても、人の話を「うん。うん。」と慰めるように聞いてくれるだけのカウンセラーにわざわざ時間をかける意味があるのだろうか…

そんなことを思いながらもどこかで「今の自分のままではダメだ。変わりたい」という気持ちもあり、お試しで60分3500円の恋愛依存をプロとするカウンセラーに会いにいくことにしたのです。



たった60分…





まさかの私はカウンセリングが終わる頃には、号泣して言葉も話せないほどになっていたのです。


どうして自分が今までダメ男にばかり振り回されていたのか…

自分を傷つけるような相手ばかりに執着していたのか…

その理由がカウンセリングをうけている最中に少しずつ明るみになってきたのです。

私がずっと求めていたのは男性からの愛情。

幼少期にどんなに願っても手に入らなかった父からの愛情を他の男性に投影していたのです。

カウンセラーの人に「私が言った言葉を真似して言ってみて」と言われて、

「私はずっと父に愛されたかった。」


という言葉を言われたとき、確信をつかれたようにボロボロと涙がでてきました。

胸がキューっと苦しくなり、
今まで気づけなかった自分が求めていたものにようやく気づくことができた瞬間でした。

そして、一気に幼少期の自分の姿がフラッシュバッグしてきたのです。

とにかく子供の私でもあからさまに分かるほど、姉と私に態度が違かった父の姿。


姉ばかりを可愛がり、
私は父から愛情をうけて育つことがなかった。

父にお前と呼ばれたこと、欲しかった180円のシールを買ってもらえなかったこと、子供らしく父の前ではわがまま言えなかったこと、

様々な父から受けた傷が大人になった私の恋愛に全て表されていた。

不思議と父と似たような人を選び、
父とその人を重ねては愛してもらえるようにリベンジしていたのです。

父に愛情を注がれず育った私は
自分には愛される資格はない。
そう思っていたから、

わざと優しく愛してくれるような男性を遠ざけ、
自分を傷つけてくれそうな、心から愛してくれなさそうなダメ男ばかりを選んでは、自分は愛される資格がないことを確かめていました。


恋愛依存に陥る人や苦しい恋愛ばかり繰り返す人は、私のように親との関係に問題ありの人が多いと言われています。

人は親からの愛情をうけて育つものですが、親から十分に愛されずに育った人は恋愛する相手に自分が幼少期に手に入れられなかった感情を追い求めるようになります。

それが恋愛依存に繋がります。

普通は自分と合わない相手や傷つけられた相手とはすぐに別れられるのが当たり前ですが、そんな相手でも捨てられないように必死にしがみつき執着することで親から愛されなかった辛い苦しみをリベンジしようとするのです。

私はこの後も月に二回のペースでカウンセリングに通い、半年が過ぎた頃、今の夫に出会いました。

カウンセリングで愛される資格がないと思い込んでいた呪いを解いたあとに出会ったので、今の夫は私のことをとても大切にしてくれて愛してくれています。

今まで私はなんであんなダメ男ばかり好きになっていたのか不思議に思います。


きっと今苦しい恋愛から逃れられない人も、私のように必ず何か恋愛に苦しむ理由があるはずなのです。


出会いは運ではありません。たまたまダメ男にばかり惹かれ合ってるわけではなく、自分でそのような相手を求めている場合がほとんどです。


根本を理解し問題と向き合わない限り、なかなか幸せな恋愛には辿りつけないのです。







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