昭和レトロな…製図ばなし 機械製図
多くの場合、第三角法で図面を作成しますが、必要 に応じて部分的に断面図や補助投影図などで表す場合もあります。 対象物の形や機能・特徴などが理解しやすいように表すことや、できるだけ少ない投影図で手書き時代は努力してましたが、CAD製図も同様です。
基本的な考えとして製図に使用される線の種類と、どのようなときに、どの線種を用いて図を表すかなどをCADオペとして理解しておきましょう。 線の種類には、実線、破線、一点鎖線、二点鎖線の4種類があります。
<線の種類と用法>
線の太さの表現にも重要な意味があります。CAD製図では、出力される線の太さの設定を印刷スタイルテーブルで調整することができます。使用する線の太さを、業種や社内製図基準にて作成する図面に設定します。
ちょっと、画像は古いけど…ばあばの原稿から表示しますね!
<用紙サイズ>
通常、図面に用いる用紙のサイズは、以下のA列サイズを使用します。 図面の様式は、長いほうを横方向にしますが、A4サイズの場合は縦方向でもよいとされています。 それぞれのサイズを認識しておきましょう。
<機械図面表記の基礎>
正しい図面表配とする必要があります。ここでは機械図面の名称とその役割や、図面の表記について難しそうに思える専門用語も少し知っておくと現場で役立ちます。社内の基準で多少異なりますが、昭和レトロな手書き業務はこんな感じでした。
☆ばあばは、ワープロが苦手だったのでCADで書類や提出原稿をサクサク作りました。
<図面尺度について>
作図するものによっては、1:3 や1:2.5などもありますが、
初心者は、参考図の図面枠や尺度欄を見て判断しましょう!
<寸法補助記号について>
職場では、色々な呼び方をすることもありますが
基本は理解しておきましょう!
☆一般的な機械製図の基礎をご紹介しました。
現在では3Dモデルから2Dの図面は書き出せますが、わかりやすい図面作成に転職やリスキリングでCADを学ぼうとする初心者の貴方へ
役立てば幸いです。