澤入蒼

長年の企業経験を経て、30代半ばで著述家へと転身。小説などの執筆の傍ら、Youtube…

澤入蒼

長年の企業経験を経て、30代半ばで著述家へと転身。小説などの執筆の傍ら、Youtube向けのシナリオなどのライターとしても活躍中。 現在は多くの子供たちや動物たちにエネルギーをもらいながら、自身の表現に励んでいる。

記事一覧

支え合い

さて、私の本業は著述家なのであるが、実は、児童指導員としての顔も持っている。 はじめは、まだまだ本業だけでは食っては行けなかったためにはじめたアルバイトだった。…

澤入蒼
1日前

偽善者

私は偽善者である。 私はそれを否定しない。 私が善を行うことで、人が私に「助かった」と感謝したり、 その人が笑顔になることが、私にはなんとも心地良いのだ。 さらに…

澤入蒼
1か月前

「道具箱」について、新規記事を投稿しました。

https://ykn-w.com/tool/284/

澤入蒼
1か月前

ブログ「はこには」への想い

私は生来の物書きではない。 「生来の」と表現したのは、 私は夢のはじめから物書きを目指していたわけではないという意味でだ。 物書きを名乗る以前は、目標もなくただ…

澤入蒼
1か月前
1

心の有り様によって変わる景色

目に見えている景色は、いつも目にしているものであっても、心の状態で見え方が変わるのだ。 私はそのことを最近になって、発見した。 いや、そのことは昔から知ってはい…

澤入蒼
1か月前
3

「徒然」の理由

私の開設したブログ「はこには」で、私の思いを記す雑記的なブログカテゴリに「徒然」と名付けてみた理由。 それは何故なのか。 まず、「徒然」の本来の意味は「やること…

澤入蒼
7か月前

私という人間

物語が面白ければ、それが心に届けば、作者の生い立ちなどどうでもいいことなのかもしれない。 そうは思いつつも、私は自分のことを少しばかり語ってみようと思うのだ。 …

澤入蒼
8か月前
1

はじめまして。
ブログ開設。最初の投稿を実施しました。
https://ykn-w.com/think/368/

澤入蒼
8か月前
4
支え合い

支え合い

さて、私の本業は著述家なのであるが、実は、児童指導員としての顔も持っている。

はじめは、まだまだ本業だけでは食っては行けなかったためにはじめたアルバイトだった。しかし、仕事をはじめてみると子どもたちとの時間は非常に居心地が良く、いつの間にか私の人生になくてはならない場所となっていったのだ。

今では毎日数時間程度、仕事ではあるもののリフレッシュを兼ねて毎日子どもたちと遊んでいる。

* 児童指導

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偽善者

偽善者

私は偽善者である。
私はそれを否定しない。

私が善を行うことで、人が私に「助かった」と感謝したり、
その人が笑顔になることが、私にはなんとも心地良いのだ。

さらには、私はそれを見ていた周りの人々から、
「良い人だ」と思われたなら、尚更、心地が良い。

つまり、私の善行の動機は純粋な「助けたい」といった感情ではなく、
「助けた後」の風景なのだ。

そう。私の善行は、全て自己満足のためなのである。

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ブログ「はこには」への想い

ブログ「はこには」への想い

私は生来の物書きではない。

「生来の」と表現したのは、
私は夢のはじめから物書きを目指していたわけではないという意味でだ。

物書きを名乗る以前は、目標もなくただ生活をするために働いていた。
ただ安定だけを求めて周りの人間に媚び諂い生きてきたのだ。

それではだめだなどと、向上心があって物書きに転身したわけでもない。
ただ、疲れ果て逃げ出してきただけなのだ。

行き着いた先が、物書きであっただけ

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心の有り様によって変わる景色

心の有り様によって変わる景色

目に見えている景色は、いつも目にしているものであっても、心の状態で見え方が変わるのだ。

私はそのことを最近になって、発見した。

いや、そのことは昔から知ってはいて、何度も経験はしていたのだ。
ただ今までは、心に余裕が無かったばかりに、その事実を明確に認識できていなかったのだろう。

つまりは、この年齢になってやっと、渦中にあってもどこか自分を俯瞰することができるようになり、心の有り様とそれによ

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「徒然」の理由

「徒然」の理由

私の開設したブログ「はこには」で、私の思いを記す雑記的なブログカテゴリに「徒然」と名付けてみた理由。

それは何故なのか。

まず、「徒然」の本来の意味は「やることも無く、手持ち無沙汰」な様子を表したものだ。

私は別に、日々が「やることが無い」わけでもなく、「手持ち無沙汰な」瞬間など、一日の内に数時間もあるわけではない。

所謂「企業」と言った組織に属しているわけでは無いから、生きるためにできる

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私という人間

私という人間

物語が面白ければ、それが心に届けば、作者の生い立ちなどどうでもいいことなのかもしれない。

そうは思いつつも、私は自分のことを少しばかり語ってみようと思うのだ。

何故なら、私のような人生もあるのだと、必要な誰かに伝えたいから。
それが、今の苦境から這い上がり、立ち上がるなにかしらの勇気に繋がればいいなと考えるから。

私という人間は、他者に比べて何ひとつ魅力的なものを持たない人間だ。
大学を中退

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