「なんとかペイ」種類をちゃんと知っておこう
そこのスマホ持ってるあなた、キャッシュレス決済はしてますか?
PayPayやLINE Pay使ってますか?それともどれがいいかわからなくてまだ始めてすらないって?
まだ今は人によって使っているサービスも形態も何もかもがバラバラで、認識も曖昧です。「なんとかペイ」という言葉はこの情勢をよく表しています。
キャッシュレス還元事業やマイナポイント等色々やっているにも関わらず流行らない理由はやはり違いがわからない、そもそも得体が知れないというところにあると思います。
そこで、この記事ではその得体の知れない「なんとかペイ」の種類についてかんたんにまとめ上げていき、それぞれの特徴、長所や短所に触れていきます。
※この記事は2020年9月12日現在の情報を元に書いています。
キャッシュレス決済の種類
大抵の「なんとかペイ」はほぼすべてここれに分類されます。
1.QR決済
スマホをつけてバーコードやQRコードをスキャンする/してもらうやつです。
代表格はPayPayやLINE Pay、メルペイなんかでしょう。よくCMとかで流れてる新しく出たなんとかペイは基本的にQR決済です。
バーコードさえ作れば、おそらく無限にできちゃうのでなんとかペイ乱立の元凶と言ってもいと思います()
おかげで国までもがJPQRなる統一規格を持ち出し始めました。もうめちゃくちゃですね。
2.カード決済
カードは大人が持つモノ、と思われがちですが実は結構違ったりします。
まずクレジットカードは、多くの場合は普通18歳以上(高校生を除く)でないと作ることができません。家族に「家族カード」なるものを作ってもらうことで一応無理でもないのですが、それでも基本15歳以上です。
クレジットカードは後払いです。毎月口座から前の月に使った分がまとめて引き落とされます。子供だともし払えなくても取り立てることができないので作ることはできません。
これに対しデビットカードとは、15歳以上(中学生を除く)で、銀行口座があればその銀行で作ることができるものです。こちらは原則即時払いで、使うとすぐに口座から引き落とされます。
さらに最近は、プリペイドカードというものも存在感を増してきつつあります。
プリペイドカードというとG〇ogle PlayとかiT〇nesを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、イメージ的には間違っていません。
例としてはKyashやバンドルカードなどがあります。
プリペイドというのは「予め払ってチャージしておく」という意味です。
チャージした残高内であればクレジットカードやデビットカードと同じように買い物をすることができます。
また、これらのカードには全てブランドというものがあります。日本で代表的なものは「VISA、MasterCard、JCB」です。
なんたらかんたらカードとかいろいろなものがありますが、ブランドで規格が統一されています。なので、使える店はブランドによって決定されます。
カードをスキャン(磁気テープまたはIC)して決済する他、電子マネー等(後述)やタッチ決済がカードに付帯するものもあります。
3.電子マネー
ピッとかざしてハイ、完了。なやつです。
代表格はSuicaとかの交通系ICカード、他にはiDとかWaonとかですかね。
最近はクレジットカード等にタッチ決済がつくものも増えてきましたが、これも電子マネーの仲間のようです。
基本的には予めチャージして使用するので手間がかかることもあります。
ICカードもQRほどではないですが、特定の地方や系列のお店でしか使えないカードも大量に存在しています。
多く持ちすぎると何にいくらチャージしたかわからなくなってしまうかも知れませんね。
種類はわかった。じゃあ結局、どれがいいのさ?
結論だけ言ってしまえば、個人的には圧倒的に電子マネー(メイン)+カード(サブ 兼 チャージ手段)+現金(保険)です。
もちろん理由はあるのですが、それぞれの決済方法のメリットやデメリットは一つの記事に書くと長くなりそうなので分けました。(現在執筆中ですのでお待ち下さい)
まだ日本ではキャッシュレス決済が「あたりまえ」のレベルまで浸透していません。対応しているって書いてあるのに使えなかったなんてこともまれにですがあります。
キャッシュレス決済に足を踏み出すときは、複数の決済手段を常に常備しておくことを意識しましょう。
私自身はプリペイドカードとそれを関連付けた電子マネー、予備で現金を常備しています。キャッシュレス決済でなにかトラブルがあっても、現在は予備で現金も持っておくことで難を逃れることができます。
まとめ
これで「なんとかペイ」は全く得体のしれないモンスターではなく、冷静に分類して見ることでちゃんと理解することができるということをわかっていただけたと思います。
物は試し、でとりあえず手を出してみるのもありだと思います。
今後使うかどうかもわからないサービスに一気にお金を入れるのもどうかとは思いますが、千円程度チャージして次コンビニに行くときにでも使ってみるのはいいでしょう。
そうそう、コンビニと大手ドラッグストアはキャッシュレス決済を試すのに最適な場です。
多くの支払い方法に対応しており、ある程度事前に調べる必要はありますがかんたんに試すことができます。
セブンイレブンで使える支払い方法一覧
ローソンで使える支払い方法一覧
ファミリーマートで使える支払い方法一覧
初めてのキャッシュレスはコンビニがいいと思いますよ!
どうしても不安であれば店の入口に「この支払い方法に対応しています」と書いてあるので確認しておくと安心です。
キャッシュレス決済を使うときは複数の決済手段を常備して、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解した上で便利に使いこなしていきましょう!