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乙女ゲームが新たな沼の入口だった話

2024年冬、私は乙女ゲームをプレイし始めた。ただ癒しを求めていただけなはずが、気づいたらそこは新たな沼の入口になっていた。
そんな乙女ゲームの沼に片足を突っ込んだ女子学生のお話です🪄

皆に乙女ゲームの良さを知って欲しい!是非プレイして見てほしい!という思いでこの記事(?)を書いております🎶 
ちなみに最初の方の項目は無駄話です。気になる方だけ読んでみてくださいˆ I  ̫ < ˆ


𖥔 乙女ゲームをプレイし始めた理由


2024年夏。私はずっとやりたかったゲームを手に取り、夜更かしを繰り返しながら進めていた。そこで私は一人の男に出会う。彼に会うのが1日の楽しみで、彼をプレイアブルキャラクターとして操作できた時は目から涙が出るほど彼のことが大好きだった。

そんなある日彼は死んだ

ネタバレのため詳細は伏せるが、死んだと思っていたら生きていて、生きていたと思ったら死んでいた というなんともオタクの心を弄ぶ展開。彼のせいで何度泣いたか分からない。とある選択肢では泣きながら30分くらい悩む程、私は彼という人間に惚れていた。それから私は彼が死んだという事実を受け入れたくなくて、空いてる時間はそのゲームの周回プレイに勤しんだ。
暫く経った頃、仲がいい友達がそのゲームをやりたいと言い始めたので、友達と語りたかった私はそのゲームを布教がてら貸した。それはつまり、私の近くから彼が居なくなるということ。布教という名目で耐えていたが、かなり精神に来た。
しかもそこで度重なる悲劇。そのゲーム同時進行で読み進めていた漫画で推しの死亡。確実に主人公側の人物だったので死ぬと思っておらずかなりの精神的ショックを受ける(主人公側で初めて死亡した人物である)それだけでは飽き足らず、私の人生を救ってくれた ナック・シュタイン という男に公式から不穏な情報が提示される。もう耐えられない。 

ボロボロになった私の心を誰か癒して欲しいと思っていた矢先、Xで乙女ゲームの上げ下げ論争が流れてきた。これだ!!乙女ゲームなら私の心を癒してくれる!!そう思い私はどの乙女ゲームをプレイするの吟味する日々を送るようになった。

𖥔 最初の乙女ゲームに剣が君を選んだ理由

私は幼少期からとにかく歴史が大好きだった。誕生日プレゼントに歴史の本を貰ったり、大好きな歴史人物の伝記は両手では数えられないくらい読んでいた。高校生になり出会った刀剣乱舞にのめり込み、ゲーム・アニメ・ミュ・ステ 全てを血眼になりながら見漁ったのは記憶に新しい。
乙女ゲームをプレイするなら、絶対に自分が好きになる作品をプレイしたい。そう思い、歴史関係の乙女ゲームを漁るようになる。ただどれもピッタリと来ない。
そんなある日、大好きな絵師さんが乙女ゲームを進めていた。その中に 剣が君 があったのだ。美しいイラストに目を引かれGoogleで調べたところ、なんと天下五剣の名前が!一気に興味をそそられキャラクター一覧を見たところ CVに保志総一朗さんがいた。前述の彼に声を当てていたのは保志さんだった。まだ彼の幻影を求めていた私は、彼と同じ声が甘いセリフを吐いてくれるかもしれない、癒してくれるかもしれないと言う、かなり失礼な理由で剣が君をプレイすることを決意する。もちろん保志さんが声を当てている、鷺原左京さんのビジュアルがド性癖だったこともある。

𖥔 乙女ゲームの偏見

先程からの内容で私がかなり乙女ゲームに偏見があったことが伺えると思う。主に下記の偏見を抱いていた。

  • ヒロインが逆ハー状態で最初から攻略キャラたちに愛されている

  • 攻略キャラたちに毎回甘いセリフを吐かれる

  • ずっとあまあまでストーリー内容が薄い

今思うと全乙女ゲーマーさんに謝罪をしたい。こんな偏見を持っていて申し訳ないと。実際上記の様な乙女ゲームも存在する。それはそれでとても素晴らしいと思うし、現に乙女ゲームの沼に片足突っ込んでいる私はプレイしたいと思っている。

𖥔 一種の本を読んでいる感覚

私は乙女ゲームをプレイして本を読んでいる感覚に近いと感じた。今回私がプレイした剣が君が作業とかがなくストーリーを読んでいく方式だったこともかなり強く関係していると思うが…ストーリー内容が濃く、ドンドン先が気になる展開に読む手が止まらなかった。
声優さんが声を当てていることで、キャラクターの感情がわかりやすく、随所に挟まってくるスチルが物語への没入感を高めている。個人的には少女漫画と恋愛漫画を足して二で割った本という感じだ。語彙力がなく申し訳ない。
プレイ前は乙女ゲームなんかで泣くわけ無いだろうと思っていた私も気づいたらとある√で涙が出てきた。そのくらいストーリがしっかりと練られている。世界観もしっかりと練られており、矛盾を感じることはなかった。わからない用語が出てくると、メニューから開ける用語集に説明も書かれているのがありがたく、読み手がおいていかれる心配もなかった。

𖥔 最後に

あれこれ長く綴っているが、とにかく乙女ゲーと言うだけで邪険にしプレイをしてない人は一度でいいからプレイしてみてほしい!もちろん人には好き嫌いがあるから、ハマらなかったという場合もあるが……
私は一歩を踏み出し乙女ゲームをプレイして本当に良かったと心から思っている。
皆さんも是非私のように乙女ゲームの沼へと一歩を踏み出してみたらいかがでしょうか?

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