不登校のきっかけ [間違った子育て①]
うちの息子、あるスポーツをしています。
その中学校名と顧問名は全国的にもかなり有名。
そのスポーツの上達を目指して、その中学に入りました。
卒業生も有名な大学へ行ったり、YouTubeなどでも何名も名前が出てくる程の強豪校。
そんな憧れを抱き、その人たちに近づきたいと選んだ中学。毎日必死で練習しました。朝練、放課後、夜練、帰ってきてからの筋トレ…。
先輩達が引退し、いよいよ息子達の代になりました。
先輩達からの推薦で息子が主将になることに…。
もちろんチームメイトや後輩達が何か悪さをしたら、全て連帯責任のため息子が1番にお叱りをうけます。
怒られることが増えてきた息子に対して、あんたがチームをまとめる管理能力がないからだと怒りました。
試合でもミスがあった時、なんで簡単なことでミスるの!?
って叱っていました。
いつしか息子の一番の応援団から第二の監督のような接し方になってしまっていました。
それでも息子は先輩達からまかされた責任を果たそうと必死で頑張っていました。
それでも私は励ましてあげるどころか、もっともっとと自分の価値観をおしつけ、私の理想の主将に息子を近づけようとしてしまっていました。
そしてコロナが世間で流行り、全国大会目指して頑張っていた息子の大切な目標がなくなってしまいました。
選手として実績を積み、強豪高校への推薦入試をするつもりだったものは、実績として評価される大会が中止になったせいで厳しくなってきました。今まで部活一本で生活してきていたので、勉強させなくちゃと焦り始め、次は塾へ行かせることばかり考えるようになりました。
そんな中、クラスでちょっとしたトラブルがあり、相手の子と塾も被ってしまい、塾は行きたくないと言い出しました。塾なんて別を探せばいいのに、値段もあり私はそこにこだわりました。他人なんてどうでもいい。あんたが今やるべき事は勉強して行きたかった強豪校へ合格することだ。と押し付けました。
そうこうしているうちに、とうとう学校へ行きたくないと言うので、気持ちを切り替えさせようと2日ほど休ませました。
ここから不登校の始まりでした。