不登校のきっかけ [間違った子育て③]
お恥ずかしながら、私はかなりのお酒好きでした。
子供が離乳してから、それはそれは毎日飲んでいました。
特にビールが大好きで、毎日350ml缶で8本ほどは飲んでいたでしょうか。
(空き缶のごみの日にはすごい量の空き缶を捨てていました(笑))
離婚寸前だったこともあり、日々の鬱憤をお酒にたよって晴らしていました。
まだまだ小さい子を、保育園に預けて、日中は仕事をして帰り道にスーパーへ寄りビールを買う。料理を作りながら飲む。風呂上りに飲む。寝酒のために子供をなるべく早く寝かしつけてまた飲む。
休日ともなれば、洗濯機を回しながら飲む。アイロンをかけながら飲む。買い物だって面倒になり、出るのがおっくうになるため、仕事のある日の帰り道にまとめ買いして朝から飲めるように準備していました。
旦那さんのことで毎日がストレスでいっぱい。子育てに非協力的で一切子育ても家事も何もしない…そんな人でした。
息子は私に遊んでもらえないので、上の子のDSを使って遊ぶようになりました。まだ3歳くらいだったかと思います。
それでもDSで遊んでいれば、私は「自分の時間(飲む時間)」を作る事ができたのです。酔いも回ってくれば、そんなこともどうでもいいや~ってなっちゃって。
息子のことも放置して過ごす時間が長かったと思います。
当時は日々のストレスから逃れたくてお酒に逃げていました。
あ、もちろんですがこれじゃだめだと気付くことができ、断酒しまして離婚後はお酒を一滴も飲まずに10年程経過しています。
お母さんにべったりくっつきたい幼児期に、DSにべったりくっつき過ごした息子は、やはりゲームが大好きなのです。休日も出かけるよりは家でゴロゴロしながらゲームして過ごすのが当たり前となっていました。
今思うと本当に最低だったと思うのですが・・・
当時は、悲劇のヒロインになりきっていました。
それも『世界で一番頑張っているのに、幸せになれないかわいそうなお母さん』になりきっていました。