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フィンランド式ウェルビーイング講座を受講してみて 〜後編〜

こんにちは。aoです。

今年2024年2-3月、Elämä(エラマ)プロジェクト主催の
フィンランド式ウェルビーイングコース〜働き方&休み方を描く〜」(全4回・オンライン形式)を受講しました。

全4回の講座で学んだこと、気づきや変化を前編・後編に分けて紹介したいと思います。

前編の記事はこちら↓

今回は、後編(第3回・第4回)の学びを紹介したいと想います。

第3回

・「わたし」にとって休みとは何か?
・フィンランドの人から学べるマインドセット
・よく休んでいる「わたし」イメージワーク

⚪︎ 「わたし」にとって休みとは何か?


講座のはじめにこのような問いが投げかけられ、ノートに書き出しました。

私が一番最初に思い浮かんだ単語は「寝ること」で、自分でも驚きました。

起きている時間はつい何かしらの活動をしてしまうので、「ゆっくり休むという感覚が正直よくわかりませんでした。

限界まで頑張ったところで寝てはじめて、「休んでいる」という感覚でした。

その他に書き出した単語 ↓

横になること/布団に入ること/充電する時間/予定を詰め込む/やり残したことをやる

書き出してみて「休む」のが苦手かもしれない…と気づきました。

他の参加者の方との共有の時間では、みなさんそれぞれ違う単語がリストされていて面白かったです。


⚪︎ フィンランドの人から学べるマインドセット

1. 「量」より「質」で人生を豊かに
2.「余裕」があることで潜在意識が働く
3.  NO →  大切なことへの YES

3つを聞いて、グレッグ・マキューン 氏の『エッセンシャル思考
(=99%の無駄を捨て1%に集中する、「より少なく、しかしより良く」)に通じるものがあると感じました。

何でもYESだといくら時間があっても足りませんし、身体ももちません。

「マイタイム」をあらかじめ確保するように、自分で境界を引いて大切なものを選び取る力が必要であることを学びました。

Work smarter, not harder.

そしてこの言葉通り、「どれだけ長く働いたか」ではなく効率や成果が評価されます。

時間内に終わらせる努力」はどのような仕事にも共通して大切にいきたいと思いました。

⚪︎ よく休んでいる「わたし」イメージワーク

最後に、よく休んでいる「わたし」はどういう状態かを書き出すワークを行いました。

⚫︎見た目・あり方
すっきりした顔、笑顔、余裕、穏やか

⚫︎感じていること
今を楽しむ・未来のわくわく

⚫︎楽しみにしていること
学んで新しい自分になること、成長すること、人が喜ぶこと

⚫︎周りの人への影響
自分のスキルを人に共有する、周りの人が笑顔

⚫︎変化
元気そう、自信がある

以前はよく周囲の方に「疲れてるね」と声をかけられてしまうことがあり悲しかったので、こういう状態の自分であれたらいいなとわくわくしています。

少しずつ近づけるように記録に残したいと思います^^


第4回

・フィンランドや北欧のウェルビーイングな社会の作り方
・ウェルビーイングとは何か?ウェルビーイングが社会にもたらす効果とは?

第4回は、個人のウェルビーイング→社会のウェルビーイングに発展させて考えていく内容でした。

⚪︎ フィンランドや北欧のウェルビーイングな社会の作り方


フィンランドがウェルビーイングな社会を作っているのは、生産性を上げるという目的があるそうです。

人口が少ないからこそ、一人ひとりの生産を高めるための取り組みがされています。

その中でも惹かれたのが、「学び直しに寛容」という社会の在り方です。

私の主観ではありますが、社会人になって「学び直す」というと
費用、キャリア、ライフプラン・・・などいろいろなことが頭をよぎって
なんとなく重い決断であるイメージがありました。

しかし、フィンランド社会のことを聞いていると、学びへの軽やかさのようなものを感じます。

そして、ICTやキャッシュレス化により、効率化できることは効率化している一方、不便益=不便さを楽しむというバランスが面白いと感じました。

⚪︎ ウェルビーイングとは何か?ウェルビーイングが社会にもたらす効果とは?


最後に、ワークで「個人のウェルビーイング」と「社会のウェルビーイング」について「こうだったらいいな」と思うことを書き出していきました。

私が働きやすい・学びやすい環境としてあげたのが、
オンライン活用です。地方出身である私にとって、オンライン講座の存在はありがたいものです。

今回のウェルビーイング講座も平日夜にもかかわらず、全国各地の方とつながって学びを深めることができました。

また、個人的にオンライン英会話も活用しているので、世界中の先生と家にいながらお話しできるのは本当に恵まれた時代に生きていると感じます。

ただ、対面ならではのエネルギーはまた違った魅力がありますし、オンラインも活用しつつ、人とのつながりも大切にしていきたいです。


後半(第3回・第4回)を終えてみて


まず、「休むこと」に対する考えが大きく変わりました。

以前は、休むこと→怠けること、さぼること?とネガティブにとらえてしまったり、休んでいるときさえなんとなく焦りがあったりしました。
そのため、休むことが難しかったです。

休んだからこそ100%の力が出せる、休めていないと中途半端な力しか発揮できない」という考え方が新たな視点でした。

そして、「社会」と聞くと主語が大きく、自分にできることがなさそうに感じてしまうのですが、「個人」→「社会」の順番が大切であり、まずは自分を満たして周りの人に還元していきたいと思います。

講座を終えての振り返り


講座では、お話を聞く時間、自分で考えるワークの時間、他の参加者の方と少人数のグループで共有する時間が設けられていました。

自分だけで考えていると「普通」「平凡」だと感じていたのですが、共有することで、自分なりの考えがあり、他の方もまた違う考えがあることに気づくことができました。

身近な人と話すのも楽しいですが、同じ興味を持って全国各地から集まった方々とお話しするのは新鮮な体験でした。

働き方・休み方について学んだのは「楽をしたい」とか「のんびりしたい」という気持ちではなかったことに気づきました。

夢や目標に向かう活力」があり、身体的・精神的にもいきいきした自分でありたいと思います。

立ち止まって考えるきっかけを与えていただきありがとうございました。


お読みいただきありがとうございました^^


ao

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