
32.アーユルヴェーダサロンへ行きました。
先月、東京へ1泊しました。
目的は、アーユルヴェーダ栄養学講座の最終日を先生と迎えることです。でも、せっかくの東京。前日、アーユルヴェーダサロンにも行きました。サロン利用の備忘録として書きます。
今回は、アビヤンガという薬草オイルを体に擦り込むメニューと、カティバスティという腰に小麦で土手を作りその中に薬草オイルを入れて浸透させるメニューを予約しました。
今回予約したお店は初利用。一昨年前の秋、そのセラピストさんが作ったアーユルヴェーダ料理を食べた事がありました。
その時頂いた食事は、黒豆ごはん、半切りしたピーマン(種付)の醤油と何かのスパイス煮、じゃがいもとキュウリのスパイス和え物、輪切り茄子のマスタード焼き、緑豆の甘煮とターメリック入りの黄色い白玉団子でした。スパイス料理なのに優しいごはん。老舗レストランとか高級品でもないのに、美味い。ほぼ日本の食材を使い、インドスパイスとの融合、ワンプレートで1食分を完成させているバランスの良さ、五感を刺激した飽きさせない食事。なんなの…これ。衝撃。料理に向かって「この出会い何?」と自分に問いかけた良き思い出。今もスマートフォンに保存した料理を見て思い出します。
このようなお料理ができるセラピストさんと会ってみたい!の一心で予約です。
さぁ当日。
お店へ入ると、遠方からきた私を笑顔で出迎えてくれました。セラピストさんはとても自然体で、私の田舎話を興味深そうに聞いてくださいます。セラピストさんは、あの時の料理どおり、優しく、国内外旅をしているためか、話の引き出しが多い方でした。
挨拶を程々に、カウンセリングを受けます。既往歴、飲む水とお茶の量、食事内容と量、一日の生活リズム(起床、就寝時間、食事の時間、間食、入浴時間とその方法)、仕事内容、排泄状態、住んでいる環境など聞き取りを受けます。
結果、私のプラクリティドーシャ(生まれ持ったドーシャの比率、体質)はヴァータ優勢ですが、ヴィクリティドーシャ(本来のドーシャの比率が崩れている状態)はピッタが悪さしていると判断され、ピッタを抑える事を優先にオイルを選んでもらいました。不思議なことに別のサロンでもピッタを抑えるオイルを選んでもらったので、ピッタとうまく付き合う、抑えることがテーマなのだろうと思いました。
施術は全身のため、全裸で渡された紙パンツをはき、胴体にバスタオルを巻く。
足湯をしながらオイルヘッドマッサージ。次に寝台うつ伏せなり、カティバスティ。カティバスティはオイルの熱さで腰に痛みが走りました。子宮が悲鳴を上げているのか、冷えなのか…。私の子宮は色々病名がついている為、婦人科とは切り離せない体であることをオイルがわかるのか??セラピストさんもこんなに熱がる人は初めて、と言う。温度を下げると痛みは消えた。その後、全身にオイルを刷り込んでもらい、仕上げにドーム型のスーチムを受ける箱中に入り発汗です。
施術が終わり、体はオイルと汗でベッタベタ。シャワー室に移動し、ひよこ豆粉を水で溶いたものを塗りシャワーで流す。これは体の余分な汚れだけを落とし、水分は落とさないと聞いた。頭はハーブ系のシャンプーを使わせてもらいました。
着替えをし、化粧台にある化粧水やサフランクリームなど塗らせてもらう。インドのアーユルヴェーダクリニックのものです。
施術後、汗をかいたため、頂いた白湯を多めに摂り、アフターカウンセリングを受けます。
セラピストさんから、婦人科疾患や内臓疾患がある私に、「血をきれいにしよう」と多めの水分摂取と摂り方を教えてくれました。というのも、私は水分をまとめ飲みしている傾向がありました。まとめ飲みは体内に水分を巡らせる前に排出されてしまうだけ、腎臓負荷をかけているとのこと。水分補給は間隔を空けてこまめに飲む事がよいそうだ。もし何か加えるなら毎朝の白湯の後、アムラ小さじ1/2摂取のお勧めを受けました。
このセラピストさんの施術をしている「手」は優しかったです。(*´ω`*)料理の時同じく、癒されました。
さて翌日。関節が動きやすい気がします。機械類(自転車のペダルやサドル、草刈機、襖の敷居等)に油を注入すると滑らかな動きを取り戻せますよね。人間も経皮からオイルを擦り込むと動きやすくなるのかしら?と個人的に思いました。
(教科書的説明ではありません)
アーユルヴェーダ栄養学講座最終日。昨日のアーユルヴェーダカウンセリングのことを講座の先生にお話しました。先生は興味深い様子でカウンセリングの様子を聞きます。昨日のサロンセラピストさん同様、私の場合、身体的にもメンタル的にもピッタドーシャが悪さしていると言う。確かにピッタドーシャ影響を受けたときは自分らしさから遠ざかり、すこぶる体調が悪い。ピッタが私を犯そうとしている感覚が分かります。
これから意識することは、
血をきれいにすること。
消化力を上げること。
マラ(老廃物)を排出できる体であること。
栄養をシュクラダートゥ(生殖器)まで行き届くような生活をすること。
取り入れるもの、除くもの、量、摂り方がテーマという事を最終日にまたまた発見です。
人間、バランスが大事なのだ…。
今は水分補給をこまめに、アムラを朝の白湯の後、服用してみてます。さて結果はどうなることやら。今年の検診が異常なく通過できる事を願いたいものです。(。>﹏<。)
良き出会いに感謝です。
話がまとまっていませんが、それではまた。