新しい1年の始まりの日は、なんだか、空も違って見える。 上に重なるみたいな、珍しい雲を見た。 私も母も新しい1年が始まった。 そう。昨日の母の誕生日は、私の誕生日でもある。 毎年一緒に祝ってたのに、今年は初めての違う場所での誕生日。 母はいつも、「あなたが今まででそしてこれからでも1番の誕生日プレゼントよー!」といってくれた。 去年もそう言ってくれた。 今年は聞こえない声、できないハグ、見えない笑顔。 少し寂しいけど、がんばらなきゃ、ね。 学校には自転車で行ってるけど、久しぶ
飛行機に乗ったら必ずwindowにする。 綿菓子みたいな雲を見るのも、地図通りの都市を見るのも、小さく動く自動車を見るのも、夜空に浮かぶ同じ目線の星を見るのも大好きだから。 何回乗っても不思議な気分。 雲の上にも、いつも見てる空の上にも、まだ何かある、不思議な気分。 空好きには、たまらない、空の中にはいったかんじだ。 どこでもドアができたとしても、私には必要な、途中の助走みたいな、そんな時間が飛行機で、そこからの景色が、最高に好き。 異国や異次元への第0章だ。 思えば、私の
好きな場所の一つに海辺がある。 砂浜じゃなくて、岩場でも海が好きだ。 しおっぽい、風に吹かれながら、空を眺めるのが好きだ。目で見て取れるように変わっていく空と、変わらないように何度も何度も引き寄せては打つ波。 かたや、境目がわからなくなるときがあったり、きれいな夕日を映して協力したりする。敵みたいで、仲間みたいで、不思議な関係だ。 両方とも好きな青をもっている。 いつものように、海を見に来ていた。 砂まみれに成るのはいやだし、見えるところは、全部海が良い。だから、桟橋の先ま
まるやま あおといいます。 空を見ているのが好きです。 好きな空に出会って、撮った写真とともに、 事実に基づいた、フィクションを綴っていきたいと思っています。 写真は全て私が携帯やカメラでとったものです。 文章は、素人がかく、とりとめのないものなので、 温かい目でみてもらい、音やきもちを感じ取ってもらえたら、嬉しいです。