大抵の人は多分、自分の話した言葉は忘れる。 自分の書いた手紙の内容も忘れる。 でも、人からもらった言葉、有難い言葉、投げ付けられて刺さった言葉は忘れない。 その言葉を言った人の表情や背景まで覚えていたりする。 タイトルは私が父に言われた言葉だ。 彼が100程もっている、1つも面白くないネタの一つとして発せられた言葉だ。 そういう言葉だから平気で他人に笑って言う。 そして言うまでもなく、私は彼にとって"5人目"の子どもだ。