私のドズル社はここから
ドズル社というゲーム実況のグループがある。
主にマインクラフトというゲームの動画を毎日Youtubeにあげている5人組のグループ。
ロジカルかとおもいきやひりつき大好きなドズル社の社長でみんなのまとめ役、ドズル(ドズルさん、ドズさん、社長)
めんどくさがり、卑怯にみせかけて実は優しいグループ最年長、ぼんじゅうる(ぼんさん)
マイクラのプレイスキルだけでなく、どんなゲームでもセンス抜群のクールな努力家、おんりー(おんりーちゃん)
がんばりやさんで少し天然な癒しの存在、おらふくん(おらふくん)
マイクラ建築と悪巧みのレベルが一級の空気が読める漢、おおはらMEN(メン)
年齢も経歴もキャラクターも全然違う5人なのに、なぜかとてもバランスがいいこのグループに私は2年前からハマって応援している。
そのハマっている理由をドズル社のいいところを列挙して語りたいところだけど、そうしたらまたとりとめのない文章になってしまうので、今回は私がドズル社にハマったきっかけとなった動画3選を残します。
【ドズル社×BinTRoLL】チーム対抗!鉄3000個掘るまで終われません!【マイクラ・Minecraft】【鉄堀り】
動画投稿日:2021/11/5
(生放送日:2021/10/21)
私がはじめてドズル社に出会ったのがこのBinTRoLLコラボの鉄千特別企画だった。
ドズル社の5人とBinTRoLLの4人が3人1組の3チームに別れて、どのチームが一番早く鉄を3000個掘られるかを競う企画。
ドズル社とBinTRoLLの初コラボでもあった。
【ネタバレあり感想】
他の方のゲーム配信でマインクラフトというゲームは知っていたけれど、「こんなにいろんなことができるんだ」ということを初めて知ったのはこのコラボだった。
ただサバイバルをするだけでなく、こういった競技にしたり、コマンドを組んで画面に文字をだしたりできると知って、楽しそうだな〜と思った。
また、それができるドズル社にも興味を持った。
しかも天の声までいる。
豚もいる。なぜ豚?しかも渋くていい声(40歳くらいのおじさんだとこの時は思った)。
なんだかただの実況者グループではなさそうだなという印象。
当時はBinTRoLLのしるこさん目線の生放送を見ていたのだけれど、鉄千会長だと言っていろいろ教えてくれるのにやたらと死ぬぼんさん。
そのギャップがやたらやたらおもしろかった。
でもそれほどまでに難しいんだと思っていたら途中経過でめちゃくちゃ鉄を焼くのが速いチームがあって、圧倒的な速さに衝撃を受けたのを今でも覚えてる。
おんりーちゃん、おらふくん、じらいちゃんのピンクチーム。
まだぼんさん、しるこさん、いちはちさんのチームが300個も焼いていない時にすでに1000個を超えていた。
その差があり得るものなのか、おんりーちゃんのPSの知らない当時は信じられなくて、理解が追いつかなかった。
しばらくして、この日の配信をおんりーちゃん目線、じらいちゃん目線でも見た。
おんりーちゃん目線ではあの圧倒的差も納得の速さを実感できたし、じらいちゃん目線では掘るのがはやいおんりーちゃんおらふくんに負けじと一生懸命掘るじらいちゃんがとても可愛いかった。
今ならわかるけど、初コラボということもあってか、ゲームバランスよりもメンバー達の相性を考えたようなチーム分けがとてもちょうど良くて好き!
この日をきっかけに私のYouTubeのオススメ欄にドズル社の動画があがるようになり、沼にハマることになった。
↓当時見ていたしるこさん目線の生放送
自分で考えた競技なら『マイクラ日本一』に勝てる説【マイクラ】
動画投稿日:2021/3/25
マインクラフトのエンドラ討伐RTAで日本一になった経歴を持ち、マイクラセンスが抜群のおんりーちゃん。
普通に勝負を挑んでも負けてしまうことが多いメンバーたちが、自分たちで「これならおんりーにも勝てる!」と用意したそれぞれの得意分野の競技で挑む。
【ネタバレあり感想】
シューティングゲームが得意なおらふくんなら弓の的あてゲーム、インベントリがいつも汚いドズルさんなら先にインベントリをいっぱいにした方が勝ちのゲームなど、メンバーが用意したミニゲーム4戦がおもしろい。
これならさすがのおんりーちゃんでも勝てるかわからない、という勝負でもヒョイヒョイと勝ってしまうおんりーちゃんがとにかくすごいし、見てて気持ちいい。
おんりーちゃんはPSが高くて動作がはやいのはもちろん、「どうやったら勝てるのか」を分析して判断するのもとにかくはやい。
でもこの動画で一番面白いのが「4人対1人で砂利ガチャ」ゲーム。
ここまで読んで、動画を見ていない人はぜひ先に動画を見てほしい。
砂利を壊した時に1/10の確率で手に入る火打石を先に5個集めた方が勝ち。
4人のうちの誰か1人がおんりーちゃんより先に5個、ではない。
4人で5個vs1人で5個。
…さすがに不平等。
おんりーちゃんが5個出す間に他のメンバーは1人1、2個出せばいい。
その不平等さには提案したドズルさん達本人も承知の上。それでもとにかく勝ちたい。
ゲームが始まって、みんなが悪い声で「はい1個〜!」「いえ〜い!」とワイワイ。
明らかに勝利を確信しているメンバー達の悪い声(最高)。
あーさすがにこれはみんなの勝ちだなーと思っていたところでおんりーちゃんが5個先に火打石を5個、「おわったー」と言って額縁に貼る。
おんりーちゃんの声はみんなの勝ちを確信した盛り上がりにかき消されるけど、いち早く気づいたおらふくんが言葉を失う。
再度おんりーちゃんの「終わりました」に気づいたドズぼんのシンクロした反応がとにかく面白い。
もう何回も何回も繰り返し見てしまう。
この記事を書くためにそれぞれ動画を見返したけど、今回もこのシーンは5回見た。
さすがにズルだろうと思われるおんりーちゃんの速さも、答え合わせをするとなるほど納得。
とにかく強いおんりーちゃんと、そのおんりーちゃんに挑み負けていくメンバー達の反応がずっとおもしろい大好きな動画。
マイクラをやったことがあってドズル社を知らない人におすすめするなら、私ならこの動画を選ぶかもしれない。
【マイクラ】社長の無茶振りがエスカレートしていくドッキリ!
動画投稿日:2021/11/15
社長、ドズルさんの出す無茶振りがどんどんエスカレートしたら、ぼんさん・おらふくん・メンの3人はどんな反応をするのか?というドッキリ。
おんりーちゃんは社長の無茶振りを全部聞く社長補佐役。
私はいままでYouTuberというものがどういうものかよくわかっていなくて、いまいち信頼できていなかったと思う。
でもこの動画のある無茶振りにする反応で「このグループは安心して応援していいグループなんだな」と信頼することができた、そんな動画。
【ネタバレあり感想】
改めて見ると私が記憶していた他にもおもしろシーンがたくさん。
ドズルさんをびっくりさせて「ひっかかったー」と楽しそうなおらふくん
ノックバックで挑むメン、とげで迎え撃つぼんさん
ウマ娘ン
みんな、ドズルさんの無茶振りにも「変なこと言い出したな」と思っても特に疑うことなく対応していく。
ただ、エンドラ討伐も終盤に入って
ドズルさんが「めんどくさいからエンドまでテレポートしちゃおう!」という無茶振りをドズルさんが言い出してから空気が変わる。
エンダーアイを投げて、エンド要塞を特定して、エンドポータルを見つけるという流れをすっ飛ばそうというのだ。
これまではどんな変なことを言われても楽しく対応していたメンバーたちもこの時ばかりは乗ろうとはしない。
いつも積極的にサボろうとするぼんさんが「それくらい行こうよ」と言って止めようとする。
おらふくんも「どんなめんどい企画でもずっと(ズルしないで)行ってましたよw」と、この時ばかりは社長に従わない。
そうこうしてる間に社長補佐のおんりーちゃんは手際良くエンドにテレポートできる環境を整え、ドズルさんとおんりーちゃんはエンドに行ってしまう。
結果、断固としてズルはしたくないおらふくんはぼんさんと自力でエンド要塞を探すと言って旅に出るものの、さっさとエンドラを討伐したドズルさん達からネタバラシがある。
このメンバーの“視聴者に対するズル”への拒否反応が、普段のドズル社の撮影でいかにズルがないものかがわかる。
みんな「一発ギャグを」やら「家を作って」やら「ネザーでスキンを変えよう」やら、意味がわからなくても楽しい無茶振りには乗るけど、“ズル”がでてきたら途端に拒否反応を見せた。
特におらふくんの“ドズル社はこんなことするグループじゃない!”と絶対にズルを許さない真っ直ぐさに痺れた。
この拒否反応こそが、普段ドズル社がどれだけ真摯に動画撮影をしてるのかが見えた気がする。
おらふくんの真っ直ぐさだけではなく、それぞれのメンバーの性格の良さもこの時の反応で現れている。
ぼんさん。
おらふくんが「おかしくないですか?」と困惑するおらふくんに対して「(ドズルさんが)忙しいんじゃない?」とか「俺たちを活躍させようとしてくれたんだよ!」と、決してドズルさんを悪く言うこともしない。
おらふくんのおかしいと思う気持ちもテレポを使おうとするドズルさんの気持ちも、どちらのことも決して悪く言わない。
誰も悪者にしないぼんさんの優しさ。
メン。
メンはすごく空気が読める性格だから、きっとこの時のドズルさんの行動が何かの企画で、だからついて行った方がいいんじゃないか、でもさすがに…という葛藤があったと思う。
実際ドズルさんとおんりーちゃんについてエンドに行くけど、全てが終わった後にでもおらふくんとぼんさんの探す絵に混ざろうとするのがメンの実直さ。
空気を読むが故の“どうしたらいいかわからない”という困惑が泣きそうな声でずっと伝わってくる。
みんな、それぞれ違う性格だけどそれぞれのいい部分がすごく顕著に現れていた。
もちろん企画のためにどんどん新しい無茶振りを生み出していくドズルさん、それをスムーズにサポートするおんりーちゃんふたりの仕事できる男っぷりも遺憾無く発揮されている。
私はこれまでYouTuberというものにハマったことがなく、そのため、なんだかよくわかんないカテゴリの人たちだった。
どれだけ本気でやってるかもわからない、お小遣い稼ぎのために適当にやってるかもしれない。
知らないが故、信頼できなかった。
でもこの動画を見て、ドズル社の企画に真っ直ぐ取り組む姿勢とそれぞれのメンバーの性格の良さを実感したので、心置きなく応援できるなと思えた。
見てから2年半ほど経過しているけどいまでもはじめてみたときの感覚を覚えている、それほど印象的な動画。
ドズル社は毎日新しい動画を投稿し、メンバーの個人チャンネルでも動画があがり、生放送をしている。
その中で名動画・名シーンも次々と生まれているけれど私がハマった当初の数年前の動画の名作も忘れないでいてほしいという思いもこめて残してみました。
これからも“ゆるく長く”、自分のペースで推していきたいと思っています。
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